本書は、「バイオメカニクス」という一大学際領域を正しく理解するための基礎知識と、国内外に於ける最新知見とを一冊の書籍にまとめるもの。
生体硬組織、特に骨格系の生体力学を中心に、新知見を積極的に盛り込みわかりやすくまとめている。
また、付録として、バイオメカニクスの学際領域で用いられる単位換算の解説と、約220語に及ぶ重要語の解説の2件を収録している。
https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274208959/
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まえがき
目 次
第1章 バイオメカニクスの概念
第2章 骨の材料力学
第3章 関節のバイオメカニクス
第4章 筋・骨格系の静力学と動力学
第5章 再生医療とバイオメカニクス
付録I バイオメカニクスで用いられる単位換算
付録II バイオメカニクスの用語
文 献
あとがき
索 引
まえがき
目 次
第1章 バイオメカニクスの概念
1.1 バイオメカニクスの成り立ち
1.2 生体の妙に学ぶ
第2章 骨の材料力学
2.1 骨の強度研究の歴史
2.2 骨の非均一性と異方性
2.3 骨の強度に影響する種々の因子
2.4 骨の破壊力学的研究
2.5 骨の圧電性
2.6 骨の機能的適応の力学
2.7 骨損傷の力学
2.8 修復過程のバイオメカニクス
第3章 関節のバイオメカニクス
3.1 関節のバイオメカニクスはなぜ必要か。
3.2 関節海綿骨の力学的特性
3.3 軟骨及びコラーゲン組織の力学的特性
3.4 軟骨・海綿骨複合系の力学的特性
3.5 関節液の粘性と粘弾性
3.6 関節の荷重支持機構
3.7 関節の衝撃吸収機構
3.8 関節の潤滑
3.9 関節の運動安定性
第4章 筋・骨格系の静力学と動力学
4.1 筋・骨格系の静力学
4.2 筋・骨格系の動力学
4.3 筋・骨格系の力学的安定性
第5章 再生医療とバイオメカニクス
5.1 再生医工学の進歩とその背景
5.2 細胞・組織への力学的刺激の効果
5.3 静水圧培養法による再生軟骨の創製
文 献
付録I バイオメカニクスで用いられる単位換算
付録II バイオメカニクスの用語
あとがき
索 引