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災害とロボット −大震災から見えてきたロボットのあり方−

・著者:井上 猛雄 著978-4-274-21192-8
・定価:2,484 円(本体2,300 円+税)
・A5 224頁

・ISBN

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3.11以降、日本の災害対応ロボットに求められたものとは

 

 本書は、東日本大震災直後からの国内外の災害対応ロボットの活躍の変遷を追っていくとともに、現場で何が必要とされ、何が足りなかったのかについて論じ、将来に向けたロボットのあり方を探るものです。災害というものをロボットという視点でとらえたときに、見え方がきっと変わってくると思います。

 災害対応ロボットの研究に携わる日本のロボット研究者・技術者へのインタビューも多数収録。災害対応ロボット一覧や東日本大震災後のロボット投入の流れを年表形式でわかりやすく紹介します。

2012/04
★このような方におすすめ
・災害対応ロボットに関心のある一般の方 ・ロボット研究者 ・理工系学生
主要目次
口絵 
1章 東日本大震災後、ロボット投入までの軌跡
2章 原発に投入されたロボット
3章 復旧・復興に向けたロボット
4章 今後の活躍が期待されるロボット
5章 これからの災害対応ロボットのあり方
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詳細目次
口絵

第1章 東日本大震災後、ロボット投入までの軌跡
2011年3月〜2012年2月

2章 原発に投入されたロボット
2.1 原子炉建屋内の調査
 2.1.1 iROBOT「PackBot」
 Column 空飛ぶPackBot「Griffon」と水中ロボット「Seaglider」
 Column「大都市大震災軽減化特別プロジェクト」で開発されたレスキューロボット
 Interview「いま、ロボットを使う専門組織が求められている」NPO法人 国際レスキューシステム研究機構(IRS)会長、東北大学大学院教授 田所諭
 Interview「安全工学の視点から見るロボット投入のリスク」 長岡技術科学大学専門職大学院システム安全専攻 准教授 木村哲也
 2.1.2 千葉工業大学「原発対応版Quince」
 Interview「国産ロボットとして初めて原発に投入されたQuince」千葉工業大学 未来ロボット技術研究センター(fuRo)副所長 小?栄次
 2.1.3 東芝「γ線計測ロボット(原発対応)」
 2.1.4 日本原子力開発機構「JAEAシリーズ」
 Column JAEA-2号、JAEA-3号のベースになったRESQ-Aと、ロボットコントロール車の改造
 Interview「解散したメンバーを集め、JAEAシリーズが復活」日本原子力研究開発機構 福島技術本部 復旧技術部 技術主席 遠隔操作技術室長 川妻伸二
 2.1.5 原子力安全技術センター「防災モニタリングロボット」
 Column 10年前に開発された原子力防災支援システムのロボットとは?
2.2 屋外の調査、線量マップ作成
 2.2.1 QinetiQ「Talon」
2.3 上空からの偵察と被害調査
 2.3.1 ノースロップ・グラマン「Global Hawk」
 2.3.2 Honeywell International「T-Hawk」
 2.3.3 Air Photo Service「小型無人飛行機」
2.4 除染・清掃作業
 2.4.1 iROBOT「Warrior」
2.5 無人化放水・薬剤散布作業
 2.5.1 独・プツマイスター「コンクリートポンプ車」
2.6 無人化施工技術
 2.6.1 ブロック社 建築物解体ロボット「Brokkシリーズ」
 2.6.2 Bobcat社「Bobcat Tシリーズ」
Interview「今後需要が見込まれる、重機の遠隔操縦」株式会社ボブキャット マーケティング/セールスマネージャー 三澤真一
 2.6.3 日本製の無人化建機・重機
 2.6.4 三菱重工業「原発用大型特殊フォークリフト」


3章 復旧・復興に向けたロボット
3.1 がれきの撤去
 3.1.1 日立建機、東急建設 双腕ロボット「ASTACO NEO」
 3.1.2 テムザック「T-53 援竜」
3.2 地上探査
 3.2.1 京都大学「KOHGA3」
 Column 原発対応用モニタリングロボットの開発に着手!
 Interview「レスキューロボットの未来は、サンダーバード隊が担う」京都大学 工学研究科 教授、IRS副会長 松野文俊
3.3 水中探査
 3.3.1 東京大学「水中ロボット」
 Interview「海底は戦場である」 東京大学生産技術研究所 教授、海中工学国際研究センター センター長 浦 環
 Column 浦研究室の自律型水中ロボット(AUV)
 3.3.2 IRS&テキサスA&M大学「seamor-ROV」&「SARBot」
 3.3.3 東京工業大学 水中ロボット「Anchor DiverIII」
 Column 原発事故対応に有効な広瀬・福島研のロボット
 Interview「エンジニアリングの観点から問題を解決する」 東京工業大学大学院 理工学研究科 卓越教授、IRS理事 広瀬茂男
 3.3.4 JAMSTEC「しんかい6500」
3.4 上空からの調査
 3.4.1 東京大学「無人飛行ロボット」
 Interview「小型飛行ロボットの今後の活躍に向けて」
 東京大学大学院 工学系研究科 教授 鈴木真二
 アイコムネット 代表取締役 熊田知之
 アイコムネット 常務執行役員 酒井和也
 3.4.2 ゼノクロス「パラグライダー型UAV」
 3.4.3 ヤマハ 小型無人ペリコプタ「RMAX」
 Interview 災害用途にはホバリングできるヘリコプタが適している 京都大学大学院 工学研究科 機械理工学専攻 講師 中西弘明
3.5 宇宙からの支援
 3.5.1 JAXA「きずな」
 3.5.2 JAXA「きく8号」
 Interview「いつでも誰でも使えるシステムが求められている」 宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙利用ミッション本部 利用推進プログラム・システムエンジニアリング室 技術領域リーダー 高畑博樹
 3.5.3 JAXA「だいち」


4章 今後の活躍が期待されるロボット
4.1 被災地特別授業、ホンダ「ASIMO」
4.2 産業技術総合研究所「パロ」
 Interview「復興には心のケアも必要」 (独)産業技術総合研究所 主任研究員 柴田崇徳
4.3 サイバーダイン「原発対応ロボットスーツ」
 Column ロボットスーツHAL福祉用
4.4 東京消防庁「ロボキュー」と「検知・探索型災害対策用ロボット」
4.5 消防庁消防研究センター、三菱電機特機システム「FRIGO-M」
4.6 IRS「UMRS」
4.7 Allen Vanguard「Digital Vanguard」
4.8 Microdrones 飛行ロボット「md4-1000」
4.9 ホンダ ASIMOの技術を用いた「作業アームロボット」
4.10 東芝「水中遊泳ロボット」
4.11 iROBOT(東陽テクニカ)「Seaglider改造版」
4.12 東大・三井造船「無人調査船」
4.13 東芝「移動式汚染水&汚染土壌浄化システム」
 Column 原発事故収束に向けたロボットの役割

5章 これからの災害対応ロボットのあり方
5.1 災害対応ロボットとは? その定義や要件を再考する
5.2 運用と一体になった、持続可能な防災体制の確立を!
5.3 耐環境性など親和性の高い分野で、災害ロボットを鍛える
5.4 プラットフォームを共通化し、産業界の参入障壁をなくす
5.5 コンクリートサンプリング・表面除染ロボットの提案も
 Column 他国に学ぶ防災対応組織〜フランスとドイツの事例
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