ベクトルや行列を扱う線形代数は、CGをはじめとする画像処理プログラミングだけでなく、構造化されたデータを扱うすべての処理の背景となる学問。しかし、抽象的で難解という側面もあり、独学で数学の教科書を紐解くのは困難である。本書は、プログラミングをする人たちに的を絞った構成で、線形代数とそのコンピュータサイエンスにおける応用をわかりやすく説明するもの。
https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274065781/
正誤表やDLデータ等がある場合はこちらに掲載しています
はじめに
アニメーションで見る線形代数
第0章 動機
第1章 ベクトル・行列・行列式―「空間」で発想しよう
第2章 ランク・逆行列・一次方程式―結果から原因を求める
第3章 コンピュータでの計算(1)―LU分解で行こう
第4章 固有値・対角化・Jordan 標準形―暴走の危険があるかを判断
第5章 コンピュータでの計算(2)―固有値
付録