本書は、調理の基礎を学ぶことに重点をおき、理論と実際が結びつくように、手法別調理(汁物、炊飯、煮物、蒸し物など)を充実させました。
まず、基本的な調理手法の理論を学び、実習に展開しています。そのうえで、各料理様式の献立に応用・発展できるように工夫されています。また、日本の伝統的なだしの風味、食材、調理法、季節感を大事にする食文化を確かな座標軸とできるよう、日本料理に重点をおきました。さらに、高齢社会を迎えた今日、家族がそろっておいしい食卓を囲むことができるように、調理のポイントとして「高齢者への配慮」を付記しました。
実習は、学校の授業での1回分、また家庭での1回の食事に相当する献立となっています。学校のテキストとして、家庭料理の参考として、調理のスタンダードが学べる一冊です。
https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274069987/
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1章 調理の基本
1-1 調理実習時の衛生管理
1-2 調理の基本操作
2章 手法別調理
2-1 汁物と炊飯
2-2 煮 物
2-3 蒸し物
2-4 焼き物
2-5 炒め物
2-6 揚げ物
2-7 和え物、酢の物、浸し物
2-8 寄せ物
2-9 高齢者に配慮した食事
3章 献立別調理
3-1 日本料理
3-2 西洋料理
3-3 中国料理
付録-1 肉類の部位とそれに適した料理
付録-2 チーズの種類と料理適性
付録-3 煮だし汁のとり方