1985年発行の「電気機器学」は技術の変貌に対応できなくなった。改訂を機に,空間ベクトル法の基礎的定義から新構築していく,回転機器の現代的応用に適合した理論を目指した.前半は既存の機器学を古典的方法として新しい解説を加えながらフェーザ法による定常解析を展開した.後半は誘導機と同期機とをそれぞれに体系的に分類しながら,空間ベクトル法による過渡解析の理論体系を完成させている.特に,磁石同期機の解析用チャートの導入は有用で目新しい!
https://www.ohmsha.co.jp/book/9784886862808/
正誤表やDLデータ等がある場合はこちらに掲載しています
第1章 電気機器の基本事項
第2章 強磁性材料の物性と静止形機器
第3章 誘導機の古典的解析
第4章 同期機の古典的解析
第5章 直流機とその解析
第6章 空間ベクトル法による電気機器理論
第7章 誘導機の現代理論
第8章 同期機の現代理論
第9章 その他の可変速電動機
第10章 可変速駆動システム構成時の問題点