電磁気学の本は難しい数式が多用され,難解に感じるものが多く見受けられる。そのため学習意欲が萎えてしまいがちである。本書はそのような状況に陥らないことに配慮して極力わかりやすく,電気現象の面白さが伝わるよう解き明かすことに努めた。基本法則も難解な式を使うことは避け,具体例を使って、法則が目に見え,頭に思い描けるよう心がけている。本書は他に類を見ない入門書になっており、多くの初学者にとって学ぶ意欲が自然に沸いてくるものになることだろ。
https://www.ohmsha.co.jp/book/9784886862662/
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序章 おもしろくて不思議な電磁気学
第1章 電荷とクーロンの法則およびガウスの法則
第2章 電界と電位
第3章 静電容量と誘電体
第4章 直流と直流回路
第5章 磁気と磁界および電流との相互作用
第6章 磁性体と磁気回路
第7章 電磁誘導とインダクタンス
第8章 交流回路と過渡現象
第9章 変位電流と電磁波