本書は、ラプラス変換、伝達関数、時間応答、周波数応答、フィードバック制御など、システム制御を学ぶ上で必須の基本事項について、ポイントを絞ってやさしくていねいにまとめた教科書・参考書です。「位相」「周波数」といった基本的な概念から、ていねいに記載しました。
実際の講義であれば先生が適宜示す補足事項や内容理解のためのポイントを、“付せん”や“吹き出し”あるいは脚注を用いて随所に配してあるので、教科書としても、講義の予習・復習あるいは独習用の参考書としても最適な一冊です。
https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274216695/
正誤表やDLデータ等がある場合はこちらに掲載しています
1章 自動制御とは
2章 システムのモデル化
3章 時間応答
4章 周波数応答
5章 フィードバック制御
1章 自動制御とは
1−1 システムの表現と制御
1−2 動的システムのモデル化(電気回路とバネ)
1−3 ブロック線図とプロパ性
練習問題
2章 システムのモデル化
2−1 信号とラプラス変換
2−2 ラプラス変換と微分方程式
2−3 ラプラス変換から伝達関数へ
練習問題
3章 時間応答
3−1 過渡応答と定常応答
3−2 時間応答に関する基礎事項
3−3 部分分数展開
3−4 入力信号と応答の種類
3−5 1次遅れ系
3−6 2次遅れ系
3−7 むだ時間
3−8 極と零点および安定性
3−9 安定判別法
練習問題
4章 周波数応答
4−1 ゲインと位相
4−2 周波数伝達関数
4−3 ボード線図
4−4 ベクトル軌跡
練習問題
5章 フィードバック制御
5−1 フィードバック制御系の構成
5−2 フィードバック制御系の安定性
5−3 根軌跡
5−4 ナイキストの安定判別法
5−5 安定余裕
5−6 PID制御
練習問題
練習問題解答