本書は床の間、床脇、書院など、伝統の座敷飾りの大工技術の実際を説明したものである。座敷回りなど、内部造作にも新建材の利用が盛んで、現在の工法と理解され勝ちであるが、これらは伝統の工法に技術の基礎を置いて成り立っているものである。このような考え方にもとづいて、各部の木割り、部材の仕様、内のり造作、座敷飾り、縁側等の各部を図解本位に説明した。まさに大工技術の宝典である。
https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274050411/
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日本座敷(日本座敷について 日本建築と木割法 他)
内のり造作(柱について 敷居の工作 鴨居の工作 他)
天井(天井の形と種類 竿縁の工作 天井板の取付け 他)
床の間(床の間の種類 床柱の工作 床板の工作 他)
床脇(床脇部材の木割り 床脇部材の工作 床脇の各部)
書院
縁側(縁側各部の木割りと工法 縁板の張り方 縁側の屋根 他)