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鉄道の「鉄」学 車両と軌道を支える金属材料のお話

・著者:松山 晋作 編978-4-274-21763-0
・定価:3,996 円(本体3,700 円+税)
・A5 308頁

・ISBN

・発売日


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金属材料の知識なくして鉄道技術を語れない!!

 

《第41回交通図書賞 受賞(第2部 技術)》

 本書は、鉄道に関わる材料のうち、鉄道車両および軌道を構成している要素技術としてもっとも重要な金属材料について、それぞれの機器・部材・構造物ごとに、開発の歴史と技術変遷、特徴を解説します。

 さまざまな試行錯誤の中で培われた鉄道材料工学のノウハウは、戦前・戦後と受け継がれて現在に至っていますが、それらの情報は色あせることはなく、鉄道に携わるエンジニアの基礎知識として、また鉄道ファンのテクニカルな話題の拠り所となる情報として有用です。

2015/08
★このような方におすすめ
鉄道材料に関わる専門技術者の参考書として 車両構造に関心のある鉄道実車および模型ファン
主要目次
1章 車 体
2章 台 車
3章 車 輪
4章 車 軸 
5章 軸 受
6章 ば ね
7章 駆動装置
8章 ブレーキ
9章 集 電
10章 軌 道
11章 鉄道橋
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詳細目次
序文
1章 車 体
 1.1 最高速度と構体材質の変遷
  1.1.1 技術革新により速度向上が可能に
  1.1.2 客車の国産化、大型化と速度向上
  1.1.3 特急列車の大事故と構体鋼製化の促進
  1.1.4 全鋼製構体技術の確立
  1.1.5 戦後の鉄道復興
  1.1.6 車両の軽量化
  1.1.7 東海道新幹線開業
  1.1.8 国鉄民営化と「300系新幹線電車」の開発
  1.1.9 300km /h の世界最速「500系新幹線電車」と今後の高速化
 1.2 鉄道車両用構体の材料に求められる特性
  1.2.1 構体構造を取り巻く技術要素
  1.2.2 構体材料に望まれる機能
  1.2.3 リサイクル性とアルミ合金
  1.3 アルミ合金製構体の開発経緯
  1.3.1 ジュラルミン構体
  1.3.2 アルミ合金の溶接技術開発と張殻構造の採用
  1.3.3 新アルミ合金(A6N01)と押出技術の開発
  1.3.4 アルミ合金(A6N01)による軽量化と高速化の促進
  1.3.5 構体設計コンセプトの変化
 1.4 ステンレス鋼製構体の開発経緯
  1.4.1 技術提携によるオールステンレス鋼製構体技術の導入
  1.4.2 軽量ステンレス車両の開発と量産
  1.4.3 さらなる軽量化と平滑化の追究
  1.4.4 ステンレス鋼製構体開発の概括
  1.5 鉄道車両用構体の今後の動向
  1.5.1 シングルスキン構造からダブルスキン構造へ
  1.5.2 ダブルスキン構造定着の要件
 Column A 自動連結器への一斉交換
2章 台 車
 2.1 台車とは
 2.2 台車枠材料から見た台車の変遷
3章  車 輪
 3.1 車輪の役割
 3.2 タイヤ車輪
  3.2.1 鉄道開業時の機関車のタイヤ車輪
  3.2.2 国産のタイヤ車輪
  3.2.3 タイヤフランジの摩耗防止対策と損傷の発生
  3.2.4 タイヤ/ レール材組み合わせ摩耗試験
  3.2.5 耐摩性向上に向けたタイヤ規格の制定
  3.2.6 タイヤ損傷の発生と国鉄仕様書の改訂
 3.3 一体圧延車輪
  3.3.1 一体圧延車輪の使用
  3.3.2 一体車輪の品質と規格の変遷
  3.3.3 新幹線電車用車輪鋼の開発
  3.3.4 一体車輪の耐割損性の向上のためのV2鋼
 Column B 鐵道院鐵道用品仕様書(1914年?大正3年制定)
4章 車 軸
 4.1 車軸材料の変遷
 4.2 新幹線電車車軸
  4.2.1 車軸材料
  4.2.2 高周波焼入車軸
  4.2.3 中ぐり車軸
  4.2.4 フレッティング疲労
5章 軸 受
 5.1 車軸軸受について
 5.2 すべり軸受
  5.2.1 鉄道初期の蒸気機関車の車軸用平軸受
  5.2.2 国産蒸気機関車の車軸用平軸受
  5.2.3 客貨車の車軸用平軸受
  5.2.4 客貨車用平軸受の性能向上に関する研究
 5.3 転がり軸受
  5.3.1 平軸受から転がり軸受へ
  5.3.2 軸受鋼の品質と材質改善
  5.3.3 浸炭軸受
6章 ば ね
 6.1 鉄道用ばねについて
 6.2 明治から大正へ
 6.3 昭和時代、終戦まで
 6.4 第二次大戦後
7章 駆動装置
 7.1 駆動装置の方式
 7.2 歯 車
 7.3 継 手
 7.4 歯車箱(ギヤケース)
8章 ブレーキ
 8.1 鉄道ブレーキの変遷
 8.2 踏面ブレーキ制輪子
  8.2.1 鋳鉄制輪子
  8.2.2 合成制輪子
  8.2.3 焼結合金制輪子
 8.3 ディスクブレーキの摩擦材
  8.3.1 ディスク
  8.3.2 ライニング
9章 集 電
 9.1 集電方式の変遷
 9.2 トロリ・ホイール
 9.3 ビューゲル
 9.4 パンタグラフ
  9.4.1 菱形パンタグラフ
  9.4.2 シングルアーム形パンタグラフ
 9.5 すり板
  9.5.1 金属系すり板
  9.5.2 新幹線すり板
  9.5.3 カーボンすり板
  9.5.4 潤滑材
 9.6 架線・トロリ線の材質
  9.6.1 ちょう架線・き電線
  9.6.2 トロリ線
  9.6.3 剛体電車線
 Column C 東京駅開業と京浜線の電化
10章 軌 道
 10.1 レール
  10.1.1 レール小史 石から鋼へ
  10.1.2 鋼レールの国産化
  10.1.3 戦後のレール材質改善
  10.1.4 新幹線用レール
  10.1.5 熱処理レール
  10.1.6 合金鋼レール
 10.2 レール溶接
  10.2.1 初期のレール溶接
  10.2.2 フラッシュバット溶接
  10.2.3 ガス圧接
  10.2.4 エンクローズアーク溶接
  10.2.5 テルミット溶接
 10.3 分岐器
  10.3.1 30K/37K(ASCE)、50K(PS)レール用分岐器(大正14年型-1925年)
  10.3.2 40N/50N/60レール用分岐器
  10.3.3 マンガンクロッシング
  10.3.4 溶接クロッシング
  10.3.5 圧接クロッシング
 10.4 軌道部品
  10.4.1 レール継目
  10.4.2 締結装置
  10.4.3 鉄まくらぎ
 Column D 戦中から戦後の材料不足
 Column E 国鉄時代の材料品質管理
 Column F レールの生涯−リサイクルの先達
11章 鉄道橋
 11.1 明治から昭和20年まで
 11.2 終戦から現在まで…
  11.2.1 溶接の導入と高張力綱
  11.2.2 高力ボルト摩擦接合
  11.2.3 耐候性鋼材による保守コストの低減
【付録A】用語解説
【付録B】鉄道材料技術史年表
索 引
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