鉄道ダイヤのつくりかた(改訂2版)

鉄道ダイヤ作成、運用の現場の最新事情がこの本でつかめる!

このような方におすすめ

〇鉄道事業者(特に、運輸・輸送部門の担当者)
〇鉄道(特にダイヤ・運行管理)に興味のある鉄道ファン・マニアの方
  • 著者富井 規雄 編著
  • 定価3,300 (本体3,000 円+税)
  • A5 296頁 2023/11発行
  • ISBN978-4-274-22972-5
  • 定価
  • ポイント0
  • 数量

※本体価格は変更される場合があります。
※通常2〜3営業日以内で発送いたします。
※取寄が可能な場合もございますのでお問合せください。

  • 概要
  • 主要目次
  • 詳細目次

 ダイヤがどのようにつくられて日々計画・運用されているのか、ダイヤが乱れたときに鉄道事業者はどのように対応しているのかといった、これまで知りたくてもなかなか知ることができなかった列車ダイヤづくりとその運用の現場の実情を具体的に、より克明に取り上げて好評を博した書籍の改訂版です。

 今回の改訂では、メインとなる各鉄道会社の事例はすべて刷新。鉄道事業者の列車運行に関する業務、方針のこの間の変遷や、コロナ禍以降の事業展開など、より現在の鉄道事情に合わせてアップデートしてまとめました。

https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274229725/
1章 列車ダイヤとは
2章 列車ダイヤの作り方
3章 ダイヤづくりのむつかしさ―すべては利用者のために
4章 ダイヤづくりの手順
5章 ダイヤづくりの実際
6章 AIはダイヤをつくれるか?
7章 新型コロナウィルスへの対応
1章 列車ダイヤとは
 1.1 ダイヤ図を語る
 1.2 ヨーロッパのダイヤ図
 1.3 いろんなダイヤ図

2章 列車ダイヤの作り方
 2.1 線路と番線
 2.2 基準運転時分
 2.3 運転時隔
 2.4 停車時分の考え方
 2.5 ない袖は振れぬ―リソースの制約

3章 ダイヤづくりのむつかしさ―すべては利用者のために
 3.1 高頻度運転を実現するために
 3.2 乱れに強いダイヤ−列車ダイヤの頑健性
 3.3 絵に描いた餅ではない
 3.4 相互直通運転の苦労

4章 ダイヤづくりの手順
 4.1 ダイヤ改正
 4.2 ダイヤを作る
 4.3 コンピュータでダイヤを作る
 4.4 ダイヤができた後

5章 ダイヤづくりの実際
 5.1 JR東海―新幹線のぞみ12本化の実現
 5.2 東京メトロ―相互直通運転のダイヤ作成の工夫
 5.3 西武鉄道―朝ラッシュ時の千鳥停車ダイヤと西武球場輸送
 5.4 小田急電鉄―複々線ダイヤで開業とその後
 5.5 JR西日本―頑健性を考慮したおおさか東線ダイヤの設定
 5.6 JR北海道―快速エアポートの増発
 5.7 JR四国―地方交通線におけるパターンダイヤの導入
 5.8 江ノ島電鉄―12分パターンダイヤの維持
 5.9 オランダ国鉄―オランダ国鉄における駅の配線のシンプル化

6章 AIはダイヤをつくれるか?
 6.1 はじめに
 6.2 何を考えるべきか?
 6.3 AIは,どのように応用されるのだろうか?
 6.4 結局どうなろうのだろうか?

7章 新型コロナウィルスへの対応
 7.1 COVID-19の影響
 7.2 ダイヤ改正
 7.3 データの分析からみたCOVID-19の影響
 7.4 今後