生命現象の根幹をなす発生生物学に関して、基本となる考え方、用語を丁寧に解説している。項目ごとにポイントをわかりやすく、図や表を多用して説明しているので、初めて発生生物学を学ぶ読者にも理解でき、さらに、その後のさまざまな分野の応用研究に取り組むための下地となる知識を確実に身につけられる構成となっている。また、演習問題が充実しているので、教員にとっても非常に教えやすい本格的な教科書。
https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274205996/
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第1章 個体の始まり−受精
第2章 卵割から胞胚期へ
第3章 原腸形成−胚葉が形成され,動物の体制が明らかになる
第4章 器官形成−体を構成する部品の作り方
第5章 再 生
第6章 ボディープラン−生物の基本体軸の決定
第7章 植物の発生
第8章 細胞分化
第9章 幹細胞−多分化能をもった細胞の特徴と応用
第10章 遺伝子ターゲティング法と遺伝子トラップ法
第11章 クローン動物
第12章 エピジェネティクス
第13章 エコデボ(生態発生学)
第14章 エボデボ(進化発生生物学)
第15章 ヒトの発生異常
演習問題 解答・解説