本書は、企画の立案・企画書の作り方から調査やデータ分析までを盛り込んだ実践的な書籍です。既存の調査・アンケート関係書籍がデータ分析法の解説のみに終始している中、本書は企画の立案方法から、効果的な調査の仕方、Excelによる結果の解析までを網羅し、これ1冊で調査データ分析に関するすべてが学べる内容となっております。
https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274220210/
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第I部 調査法
第1章 調査とは
第2章 調査の企画
第3章 調査票の作成
第4章 標本抽出
第5章 調査の実施
第II部 データ解析法
第6章 データ入力と集計
第7章 データのグラフ化
第8章 分布の特徴を記述する統計指標
第9章 推測統計学(1)〜確率分布と統計的推定〜
第10章 推測統計学(2) 〜統計的仮説検定と効果量〜
付表
第I部 調査法
第1章 調査とは
1.1 歴史的な調査の事例
1.1.1 ブースのロンドン調査
1.1.2 スノウの疫学調査
1.1.3 ラザスフェルドらのマスメディア影響度調査
1.2 アンケートと調査
1.3 面接と観察
1.4 量的調査と質的調査
1.5 調査法関連の資格
引用・参考文献.
第2章 調査の企画
2.1 調査テーマの発見と絞り込み
2.2 調査内容の図式化
2.2.1 ブレーン・ストーミング
2.2.2 KJ法
2.2.3 特性要因図
2.3 参考資料の収集
2.3.1 図書館活用法
2.3.2 インターネット活用法
2.3.3 公的統計の活用法
2.3.3 引用文献リストの書き方
2.4 仮説の設定
2.5 調査対象・データ収集法の決定
引用・参考文献.
第3章 調査票の作成
3.1 調査票の構成
3.1.1 表紙
3.1.2 調査項目
3.1.3 フェイス・シート
3.1.4 スクリーニング項目
3.1.5 謝辞
3.2 調査項目の作成
3.2.1 質問文の作成
3.2.2 回答形式の選択・回答欄の作成
3.3 Google フォームによるWeb 調査
3.3.1 Google ドライブ
3.3.2 Google アカウントの取得
3.3.3 Google フォーム
3.3.4 Google フォームによる調査票の作成
3.3.5 Google フォームへの回答
3.3.6 Google ドライブでの調査票の回収
引用・参考文献.
第4章 標本抽出
4.1 全数調査と標本調査
4.2 標本誤差と非標本誤差
4.3 標本抽出法
4.3.1 無作為抽出に基づく標本抽出法
4.3.2 有意抽出に基づく標本抽出法
4.4 標本の大きさの決め方
4.4.1 母平均を推測するときの標本の大きさの決め方
4.4.2 母比率を推測するときの標本の大きさの決め方
4.5 G*Powerを利用した標本の大きさの決め方
引用・参考文献.
第5章 調査の実施
5.1 実施方法
5.1.1 集合調査法
5.1.2 留め置き調査法
5.1.3 郵送調査法
5.1.4 インターネット調査法
5.1.5 電話調査法
5.1.6 構造化面接法
5.2 予備調査
5.3 本調査
5.4 インフォームド・コンセント
5.5 個人情報の保護
5.6 データの管理
5.7 プライバシーの保護
5.8 匿名性の保障
引用・参考文献.
第II部 データ解析法
第6章 データ入力と集計
6.1 データ入力
6.1.1 回答済み調査票の点検・整備
6.1.2 入力方法
6.1.3 入力後のファイルの整斉
6.2 データの性質
6.2.1 尺度の水準
6.2.2 質的データと量的データ
6.3 単純集計
6.3.1 ピボットテーブルによる単純集計
6.3.2 Excel関数による単純集計
6.3.3 分析ツールによる単純集計
6.4 クロス集計
引用・参考文献.
第7章 データのグラフ化
7.1 通常のグラフとピボットグラフ
7.2 グラフの種類
7.2.1 円グラフ
7.2.2 縦棒グラフ
7.2.3 横棒グラフ
7.2.4 ヒストグラム
7.2.5 折れ線グラフ
7.2.6 複合グラフ
引用・参考文献.
第8章 分布の特徴を記述する統計指標
8.1 1変数に関する記述統計
8.1.1 代表値
8.1.2 散布度
8.1.3 歪度と尖度
8.1.4 積率系と分位数系の統計指標
8.1.5 Excel による分布の特徴を表す指標の算出
8.2 2変数に関する記述統計
8.2.1 散布図と積率相関係数
8.2.2 Excelによる積率相関係数の算出とその解釈
8.2.3 回帰分析
8.2.4 Excel による単回帰分析
引用・参考文献.
第9章 推測統計学(1)〜確率分布と統計的推定〜
9.1 推測統計と確率分布
9.1.1 記述統計学と推測統計学
9.1.2 確率変数と確率分布
9.1.3正規分布とExcelによる作図
9.1.4 統計量と標本分布
9.2 統計的推定
9.2.1 母数の点推定と区間推定
9.2.2 点推定
9.2.3 区間推定
引用・参考文献.
第10章 推測統計学(2) 〜統計的仮説検定と効果量〜
10.1 統計的仮説検定の枠組み
10.1.1 統計的仮説検定の手順
10.1.2 両側検定と片側検定
10.2 対応のある2標本の母平均の差の検定
10.2.1 Excel関数による対応のある2標本の平均値差の検定の手順
10.2.2 分析ツールによる対応のある2標本の平均値差の検定の手順
10.3 対応のない2 標本の母平均の差の検定
10.3.1 母分散σ1^2 , σ2^2 が既知の場合の検定統計量
10.3.2 母分散σ1^2 , σ2^2 は未知であるが等分散性を仮定できる場合の検定統計量
10.3.3 母分散σ1^2 , σ2^2 が未知で等分散性が仮定できない場合の検定統計量
10.3.4 等分散性の検定の手順
10.3.5 Excel 関数による対応のない2標本の平均値差の検定の手順
10.3.6 分析ツールによる対応のない2標本の平均値差の検定の手順
10.4 効果量
10.4.1 対応のない2 群の差を表す効果量
10.4.2 対応のない2 標本の平均値差の検定と効果量
10.4.3 効果量の算出と効果の大きさの目安
引用・参考文献.
付録