本書は,各所でわかりやすく,かつ,実用的と好評をいただいているPythonを使って制御工学を学ぶための入門書の改訂版です.
「使ってみる,やってみる」を通して,制御工学を体感することができます.
よりわかりやすさを追求して構成を見直し・追記したほか,ライブラリの最新版に合わせてPythonコードを修正しています.
これから制御工学に携わる方々にとって必読の書です.
https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274231537/
正誤表やDLデータ等がある場合はこちらに掲載しています
第1章 制御とは
第2章 Pythonの基礎
第3章 制御のためのモデル
第4章 制御対象の振る舞い
第5章 閉ループ系に注目した制御系設計
第6章 開ループ系に注目した制御系設計
第7章 アドバンストな制御系設計
付録 数学とプログラムの補足
第1章 制御とは
1.1 身のまわりの制御
1.2 フィードバック制御
1.3 制御工学の役割
1.4 本書の概要
第2章 Pythonの基礎
2.1 Python環境の構築
2.2 JupyterLabの使い方
2.3 Pythonの基礎
2.4 本書で用いるライブラリ
第3章 制御のためのモデル
3.1 動的システムの表現
3.2 状態空間モデル
3.3 伝達関数モデル
3.4 ブロック線図
第4章 制御対象の振る舞い
4.1 時間応答
4.2 状態空間モデルの時間応答
4.3 安定性
4.4 極と振る舞いの関係
4.5 周波数応答
第5章 閉ループ系に注目した制御系設計
5.1 閉ループ系の設計仕様
5.2 PID制御
5.3 2自由度制御
5.4 限界感度法によるゲインチューニング
5.5 モデルマッチング法によるゲインチューニング
5.6 状態フィードバック制御
第6章 開ループ系に注目した制御系設計
6.1 開ループ系の設計仕様
6.2 PID制御
6.3 位相進み遅れ補償
第7章 アドバンストな制御系設計
7.1 オブザーバを用いた出力フィードバック制御
7.2 ロバスト制御
7.3 ディジタル実装
7.4 最適制御
付録 数学とプログラムの補足
A.1 複素数
A.2 ラプラス変換
A.3 行列の固有値と固有ベクトル
A.4 非線形シミュレーション