測量士補とは、測量業者に従事して測量を行うために必要となる測量法に基づき、国土交通省国土地理院が所管している国家資格です。
平成21年の試験科目の変更を受け、平成21年2月に発行した「難問突破! 測量士補試験」の内容構成を刷新し、新たな書籍として発行するものです。基本的に、テーマを見開き2Pとし、「ポイント整理」「基本問題」「関連問題」で構成しています。また、章末には練習問題を付し、受験者の実力アップが図れる作りとなっています。
https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274213182/
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序章 測量学入門
1章 測量に関する法規
2章 GNSS(GPS)を含む多角測量
3章 水準測量
4章 GISを含む地形測量
5章 写真測量
6章 GISを含む地図編集
7章 応用測量
練習問題解答・解説
序章 測量学入門
0-1 測量の分類
0-2 測量の基準
0-3 最確値,標準偏差
0-4 軽重率が異なる場合の最確値,標準偏差
0-5 弧度法(ラジアン単位)
0-6 三角関数(余弦定理,正弦定理)
練習問題
1章 測量に関する法規
1-1 測量法
1-2 標高・楕円体高・ジオイド高
練習問題
2章 GNSS(GPS)を含む多角測量
2-1 基準点測量の作業工程,踏査,選点
2-2 セオドライトの誤差と調整1
2-3 セオドライトの誤差と調整2
2-4 水平角観測における誤差とその消去方法
2-5 水平角の観測,観測値の良否(倍角差,観測差)
2-6 鉛直角観測による標高の計算
2-7 偏心補正の計算1
2-8 偏心補正の計算2
2-9 偏心補正の計算3
2-10 GNSS測量機を用いた測量1
2-11 GNSS測量機を用いた測量2
2-12 GNSS測量機を用いた測量(電子基準点)
2-13 GNSS測量機を用いた基準点測量
2-14 トータルステーション(TS)による観測
2-15 TS(データコレクタを含む)を用いた測量
2-16 TS・GNSS測量機を用いた測量
2-17 光波測距儀1(測距)
2-18 光波測距儀2(各種の誤差)
2-19 光波測距儀3(器械定数の点検)
2-20 多角測量と作業工程
2-21 多角路線の計画・選点
2-22 方向角の閉合差の点検
2-23 方向角(方位角)の計算
2-24 緯距・経距の計算
2-25 閉合誤差・閉合比(精度)の計算
2-26 調整および座標計算
2-27 基準点成果表1(平面直角座標系)
2-28 基準点成果表2(真北方向角・方向角・方位角)
練習問題
3章 水準測量
3-1 水準測量一般1
3-2 水準測量一般2
3-3 自動レベル・チルチングレベル
3-4 水準測量に用いる電子レベル
3-5 レベルの点検・調整
3-6 レベルの杭打ち調整
3-7 水準測量における各種誤差
3-8 気泡管の感度
3-9 標尺に関する補正・点検・調整
3-10 精密(1級)水準測量
3-11 昇降式野帳の記入方法
3-12 器高式野帳の記入方法
3-13 往復観測の較差・環閉合差の許容範囲
3-14 標高の最確値
練習問題
4章 GISを含む地形測量
4-1 等高線の測定法
4-2 数値地形測量
4-3 トータルステーションを用いた測量
4-4 TS・GNSSを用いた地形測量
4-5 地理情報システム(GIS)
練習問題
5章 写真測量
5-1 空中写真測量の工程,利点と欠点
5-2 対空標識の設置
5-3 撮影高度と写真縮尺
5-4 空中写真の特殊3点・比高によるひずみ
5-5 空中写真の性質
5-6 撮影(重複度・ステレオ有効面積)
5-7 写真の実体視,写真のずれ
5-8 視差差(実体鏡による比高の測定)
5-9 空中写真の特徴・判読要素
5-10 空中三角測量
5-11 図化作業
5-12 デジタルマッピング(DM)
5-13 航空レーザ測量
練習問題
6章 GISを含む地図編集
6-1 地図投影と図法,地図の投影法
6-2 メルカトル図法と横メルカトル図法
6-3 平面直角座標系とUTM図法
6-4 地形図の縮尺
6-5 地形図の利用(緯度・経度,面積の計算)
6-6 地図編集の表示原則
6-7 地図編集の転位・編集の順序
6-8 1/25,000の地形図と読図1
6-9 1/25,000の地形図と読図2
6-10 1/50,000の地形図と読図
6-11 コンピュータ支援による地図(数値地図データ)
6-12 GIS(地理情報システム)
6-13 DEM(数値標高モデル)
6-14 地理空間情報活用推進基本法
練習問題
7章 応用測量
7-1 面積計算
7-2 土量計算・貯水量計算
7-3 点高法による土量計算
7-4 用地測量の作業工程
7-5 用地測量における境界線の整正
7-6 路線測量の方法・順序
7-7 単曲線設置(名称・略号・公式)
7-8 単曲線の設置方法
7-9 障害物がある場合の曲線設置法
7-10 縦断測量・横断測量
7-11 縦断測量の応用
7-12 路線変更計画(交角・外線長の変更)
7-13 河川測量1(距離標・水準基標・深浅測量)
7-14 河川測量2(定期縦断測量・定期横断測量など)
7-15 河川測量3(流速測定・流量計算)
7-16 河川測量4(流量調査・水位標)
練習問題
練習問題解答・解説