日本のインテリアデザインは時代とどう向き合い、急速な発展を遂げてきたのか。
本書は、戦前の明治・大正期における社会の変化・ライフスタイルの変化からインテリアデザインが生まれる背景を解き明かし、「インテリアデザイン」が花開く1960〜80年代にいたるまでのおよそ一世紀の流れを、「インテリアデザイン史」として一つの筋書きを描こうという試みです。
巻末には、日本を代表するインテリアデザイナー・内田繁といま最も注目されているデザイナー・吉岡徳仁による特別対談を収録しています。
https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274214370/
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序章 デザインとは何か(内田繁)
I編 黎明期(今村創平)
第1章 インテリアデザイン前夜
第2章 家具デザイナーと新しい室内空間
第3章 戦後期の状況
II編 開花期(鈴木紀慶)
第4章 インテリアデザインの夜明け(1945−60)
第5章 インテリアデザインと環境芸術の融合(1960?70)
第6章 インテリアデザインとファッションデザインの融合(1970−80)
第7章 インテリアデザインの拡大(1980−90)
特別対談 内田繁×吉岡徳仁
年表・人名索引
あとがきに代えて