本書は、環境計量士試験(濃度関係)の受験対策書です。
各章を解説部と例題部から構成し、出題傾向をふまえて要点をわかりやすくまとめています。過去問題から精選した例題により効率的な学習ができるようになっています。
ポイントをしっかり理解しつつ、過去問題から選りすぐった例題を繰り返して解くことで、試験合格に向けて実践的な力を身につけることができるようになっています。
https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274214615/
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第1章 環境関係法規
第2章 化学の基礎
第3章 化学分析概論と濃度の計測
第4章 計量関係法規
第5章 計量管理概論
第1章 環境関係法規
1-1 環境基本法
1 環境基本法の制定経緯
2 環境基本法の要点
1-2 水質汚濁防止法
1 水質汚濁防止法の制定経緯
2 水質汚濁防止法の要点
1-3 大気汚染防止法
1 大気汚染防止法の制定経緯
2 大気汚染防止法の要点
第2章 化学の基礎
2-1 元素と原子,分子
1 元素,原子,分子
2 周期表,元素の性質と分類
2-2 化学統合と分子の構造
1 イオン結合
2 共有結合
3 配位結合
4 金属結合
5 水素結合
6 ファンデルワールス結合
2-3 物質の状態
1 物質の三態
2 気体
3 溶液と溶解度
4 固 体
2-4 化学平衡
1 化学平衡
2 平衡移動の法則
3 不均一系の化学平衡
4 電離平衡
2-5 化学変化とエネルギー
1 熱力学第一法則
2 熱 化 学
3 熱力学第二法則
2-6 酸と塩基
1 酸・塩基の定義
2 酸・塩基の電離
2-7 酸化還元と電解,電池
1 酸化還元の概念
2 電池と電極電位
3 電気分解
2-8 化学反応速度
1 化学反応とその速度
2 反応速度式と反応次数
3 反応速度の温度依存性
2-9 有機化学
第3章 化学分析概論と濃度の計量
3-1 化学分析とは
3-2 化学分析の実際
3-3 電気化学分析法
1 pH 計
3-4 吸光光度法・原子吸光分析法
1 吸光光度法
2 原子吸光分析法
3-5 ICP発光分光分析法,ICP質量分析法(ICP-MS)
1 原 理
2 装置の概要
3 特徴および適用
3-6 蛍光・化学発光,イオンクロマト分析法等
1 原理,用途,特徴
3-7 ガスクロマトグラフ(GC)・GC-MS分析法
1 GC法の原理
2 GC装置の概要
3 GC-MS の原理,構成,特徴
3-8 高速液体クロマトグラフ(HPLC),LC-MS分析法
1 高速液体クロマトグラフ(HPLC)法
2 液体クロマトグラフ質量分析法(LC-MS)
3-9 FIDモニタ・炭化水素自動分析計
3-10 磁気式酸素分析計・ジルコニア式酸素分析計(排ガス中の酸素自動計測JIS B 7983)
1 酸素計の概要
3-11 X線分析法・放射線計測法
3-12 大気中の浮遊粒子状物質自動計測器(JIS B 7954)
3-13 赤外線分析法・紫外線分析法
3-14 そのほかの分析法
3-15 分析装置と性能試験
3-16 排ガス・排水・廃棄物のサンプリング
3-17 日本工業規格(JIS)による試験分析法,公定分析法(環境省告示など)
3-18 ダイオキシン類の試験方法
第4章 計量関係法規
1 計量法の出題の傾向
2 計量法の概要
4-1 総則(法第1条〜第2条)
1 目 的
2 定 義
4-2 計量単位(法第3条〜第9状)
1 国際単位系に係る計量単位およびそのほかの単位
4-3 適正な計量の実施(法第10条〜第39条)
4-4 正確な特定計量器等の供給(法第40条〜第69条)
1 特定計量器
4-5 検定等(法第70条〜第106条)
4-6 計量証明の事業(法第107条〜第121条の10)
4-7 適正な計量管理(法第122条〜第133条)
4-8 計量器の構成等(法第134条〜第146条)
4-9 雑則(法第147条〜第169条の2)・罰則(法第170条〜第180条)
第5章 計量管理概論
5-1 計量管理
5-2 測定における量と単位
5-3 トレーサビリティ
5-4 測定誤差・不確かさ
5-5 統計の基礎と推定・検定
5-6 回帰分析と相関分析
5-7 校 正
5-8 SN比
5-9 管理図
5-10 サンプリングと検査
5-11 信頼性の基礎
5-12 実験計画法と分散分析
5-13 コンピュータと自動制御の基礎