システム工学と社会とのつながりを意識しながら学ぶことができる教科書です。
基本的な理論や汎用性の高いツールをわかりやすく解説しながら、それが実社会でどう使われ、どう役立つのかを実戦的な視点でまとめています。社会現場のニーズに沿ったグローバルスタンダードなシステムエンジニアリングを軸に据えた内容構成です。したがって、大学生はもちろん、現在、社会で多様な問題に直面する技術者・実務者にとっての入門書としても充分に役立つ一冊となっています。
また、姉妹書である「システム工学−問題発見・解決の方法−」を併せて学ぶことによって、システム工学全体を俯瞰して学ぶことができます。
https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274214653/
正誤表やDLデータ等がある場合はこちらに掲載しています
1章 システムのライフサイクルにおけるシステム工学の手法の位置づけ
2章 階層化意思決定法(AHP)
3章 線形計画法
4章 確率・統計解析法
5章 待ち行列理論
6章 シミュレーション
7章 スケジューリング法
1章 システムのライフサイクルにおけるシステム工学の手法の位置づけ
1 システムのライフサル
2 システム工学の手法と構成
3 テクニカル・プロセスとシステム工学の手法
2章 階層化意思決定法(AHP)
1 AHPの概要
2 意思決定のモデル化と階層図の作成
3 一対比較
4 重要度(ウェイト)の決定
5 ウェイトの統合化
6 AHPの理論
7 AHPの特徴と実施上の留意点
8 目的によるウェイトの変化と感度分析
9 計算法
10 グループによる意思決定
11 AHPの応用
3章 線形計画法
1 線形計画問題およびその標準形
2 基底解
3 シンプレックス法
4 主問題とその双対問題
5 感度分析
4章 確率・統計解析法
1 確率
2 統計解析法
5章 待ち行列理論
1 待ち行列とは
2 待ち行列理論の基礎
3 待ち行列システムの解析
6章 シミュレーション
1 シミュレーションの目的
2 モデリング&シミュレーションの概要
3 品質保証プロセスを含んだモデリング&シミュレーションの考え方
4 確率モデルを用いた不確かさの定量化と妥当性確認
5 乱数生成とモンテカルロシミュレーション
6 確率モデルを用いたシミュレーションの例
7章 スケジューリング法
1 スケジューリングのプロセス
2 スケジューリングの図法
3 クリティカル・パス法
4 プレシデンス・ダイアグラム法
5 アロー・ダイアグラム法
6 3点見積り