絵とき 地震による液状化とその対策

液状化の被害事例をはじめ,メカニズム,予測方法,対策までを見開きで解説

このような方におすすめ

建築・土木関係の設計・施工に携わる初級技術者
地震や液状化対策関連業務に従事する初級技術者
  • 著者全国地質調査業協会連合会/関東地質調査業協会 液状化研究会
  • 定価2,640 (本体2,400 円+税)
  • A5 228頁 2012/09発行
  • ISBN978-4-274-50415-0
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地震による液状化は,海岸付近の埋立地や河川近隣などの軟弱地盤で起こることが知られているが,比較的液状化の起こりにくい内陸部でも,古い年代に埋め立てられた沼地や旧河道など,思わぬ場所で液状化が起こっている.本書は,液状化の被害や発生メカニズム,予測方法,液状化対策などとともに,戸建て住宅の液状化被害と対策などを含め,左ページに解説,右ページに関連図表・写真を収録し,1テーマ見開きで見やすく構成している.

https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274504150/
第1章 液状化の被害-液状化でどんなことが起こるのか-
第2章 地震の強さと液状化-どんな地震で液状化が起こるのか-
第3章 液状化が起こる地形と地盤
第4章 液状化発生のメカニズム-なぜ液状化は起こるのか-
第5章 液状化の予測方法-どうやって液状化を予測する-
第6章 シミュレーションによる液状化予測
第7章 実務に役立つ設計基準類の考え方・取り扱い
第8章 液状化予測のための地盤の調査
第9章 液状化の対策
第10章 戸建て住宅の液状化被害あれこれ
    液状化を理解するための用語解説
第1章 液状化の被害-液状化でどんなことが起こるのか-
  1-1 地盤の液状化とは
  1-2 高まる液状化のリスク
  1-3 ビルの倒壊や沈下の被害
  1-4 道路や橋の被害
  1-5 河川堤防の被害(堤防がなくなった)
  1-6 港湾の岸壁やエプロンの大規模流動被害
  1-7 戸建て住宅の沈下や傾斜被害(街が砂山になった)
  1-8 ライフラインの被害(マンホールが浮き上がった)
  1-9 津波と液状化
第2章 地震の強さと液状化-どんな地震で液状化が起こるのか-
  2-1 地震の起こり方
  2-2 プレートテクトニクスと海洋型地震
  2-3 直下型地震と地震断層
  2-4 地震動の考え方
  2-5 地震波って何
  2-6 地震波の揺れ方・伝わり方
  2-7 台地や平野地域での揺れ方(液状化すると揺れ方が変わる)
  2-8 液状化が起こる地震の大きさ
第3章 液状化が起こる地形と地盤
  3-1 日本の大地形類とその成り立ち
  3-2 日本の地形概説
  3-3 流域を形成する地形・地質,地盤構成
  3-4 過去の地震記録と液状化履歴(日本書紀〜現在)
  3-5 地震考古学(日本書紀以前の地震記録と古文書の補完)
  3-6 噴砂とは(噴礫,噴粘土はあるか)
  3-7 液状化が起こる地形,起こりにくい地形
  3-8 再液状化の履歴箇所
  3-9 過去の地図や空中写真情報から土地の履歴を知る
第4章 液状化発生のメカニズム-なぜ液状化は起こるのか-
  4-1 地盤の強さ(有効応力という考え方)
  4-2 ダイレイタンシーと地盤の中の排水
  4-3 地面の中の間隙水圧が上昇する
  4-4 液状化地盤の挙動と関連する被害
  4-5 実験室で液状化を再現してみる
第5章 液状化の予測方法-どうやって液状化を予測する-
  5-1 何が液状化を起こす要因か
  5-2 液状化の判定基準を決める(その1)
  5-3 液状化の判定基準を決める(その2)
  5-4 液状化安全率FLって何
  5-5 すぐわかる液状化の予測 (1)地形で判断する(液状化マップ)
  5-6 少し簡単な液状化の予測 (2)N値を使った判定法
  5-7 少し詳しい液状化の予測 (3)土のサンプルを液状化させて判定する方法
  5-8 マニアックな液状化の予測 (4)実際に地盤を揺すって判定する方法
第6章 シミュレーションによる液状化予測
  6-1 シミュレーション解析が必要となった背景
  6-2 シミュレーション解析のさまざまな手法(その1:概説)
  6-3 シミュレーション解析のさまざまな手法(その2:静的解析)
  6-4 シミュレーション解析のさまざまな手法(その3:動的解析)
  6-5 シミュレーション解析に必要な土質情報
  6-6 シミュレーション解析に必要な地震外力
第7章 実務に役立つ設計基準類の考え方・取り扱い
  7-1 設計基準類における液状化の考え方
  7-2 設計上考慮すべき地震外力
  7-3 液状化判定の対象となる地層条件
  7-4 設計基準類の液状化判定法の概要
  7-5 液状化判定に用いる液状化強度
  7-6 液状化に伴う地盤定数の変化
  7-7 液状化に伴う側方流動と地盤変位
第8章 液状化予測のための地盤の調査
  8-1 どのような地盤の情報が液状化予測に必要か
  8-2 簡易な液状化予測に必要な地盤調査
  8-3 シミュレーションによる液状化予測に必要な地盤調査
  8-4 現地調査の前に−資料調査−
  8-5 標準的な現地調査 (1)ボーリング
  8-6 標準的な現地調査 (2)標準貫入試験
  8-7 標準的な現地調査 (3)土のサンプリング
  8-8 標準的な現地調査 (4)地下水位測定・現場透水試験
  8-9 標準的な現地調査 (5)速度検層
  8-10 簡易な現地調査 (1)静的コーン貫入試験
  8-11 簡易な現地調査 (2)動的コーン貫入試験
  8-12 簡易な現地調査 (3)スウェーデン式サウンディング
  8-13 土のサンプルを用いた試験の方法 (1)物理試験
  8-14 土のサンプルを用いた試験の方法 (2)動的試験
  8-15 土のサンプルを用いた試験の方法 (3)三軸圧縮試験
  8-16 土のサンプルを用いた試験の方法 (4)透水試験
第9章 液状化の対策
  9-1 液状化対策の仕組み
  9-2 線状構造物(河川,道路,鉄道)の液状化対策
  9-3 埋立地盤の液状化対策
  9-4 ライフライン施設の液状化対策
  9-5 建築物の液状化対策
第10章 戸建て住宅の液状化被害あれこれ
  10-1 液状化と生活(生活で困ること)
  10-2 家屋の沈下・傾斜はどこまで大丈夫か
  10-3 液状化による家屋被害はどんな形か
  10-4 家が大丈夫でも生活できない(ライフライン)
  10-5 一度液状化したらもう大丈夫(再液状化)
  10-6 自分で対策できる
  10-7 戸建て住宅の液状化対策事例あれこれ
  10-8 液状化被害と補償制度
●液状化を理解するための用語解説