本書は、主に学部2年次以降で開講されている専門科目を中心に、学部3、4年さらには大学院での研究活動に応用が利くように、過去10年間程度に出版された科学論文を引用しながら、各科目の基本となる考え方、用語、研究手法などを丁寧に解説している。
講義スライドに用いられるような図を多用し、講義の予習復習にも役立つテキストとしてまとめた。認知神経科学は、心理学と神経科学を主流とする学際領域だが、初学者にとっては必要とされる知識が幅広く、全体像のつかみにくい分野であり、わかりやすく教えやすい日本語の教科書が求められている。
https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274208225/
正誤表やDLデータ等がある場合はこちらに掲載しています
第1章 こころの科学研究史
第2章 神経細胞および神経回路網の構造と機能
第3章 認知神経科学研究法
第4章 視覚
第5章 聴覚
第6章 言語
第7章 注意と眼球運動
第8章 体性感覚・運動
第9章 学習・記憶
第10章 執行機能
第11章 意識
第12章 情動
第13章 発達・社会性
第14章 計算神経科学
付 録