本書は、制御の基礎と、実現するためのC言語によるプログラミング方法を解説した入門書。制御の基礎知識を丁寧に解説し、C言語のプログラミングはLEDを光らせる、モーターを回すなど、簡単な実例を挙げながらわかりやすく解説。C言語についても基礎的なところを解説して、プログラミング解説に備えている。
最近のロボットキットではGUIを利用した手軽なプログラム作成ソフトを使っているが、そのようなソフトウェアを卒業して、C言語でのプログラムに移行したいユーザーや、高校や大学低学年でのロボット制御実習での参考書、中学校の技術科での「計測と制御」の参考になるような内容を目指す内容。
https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274208812/
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第1章 マイコン制御の基礎知識
第2章 C言語へのステップアップ
第3章 繰り返すことで効率的に制御する
第4章 いくつかの処理を使い分けながら制御する
第5章 制御に必要な情報を管理する
第6章 一部の処理を部品化して効率的に制御する
参考文献
第1章 マイコン制御の基礎知識
1-1 「入力→演算→出力」が制御の基本
1-2 コンピュータが扱う情報の最小単位は「1ビット」
1-3 「順次」「繰り返し」「分岐」が制御の3大要素
第2章 C言語へのステップアップ
2-1 初心者向けプログラミングソフトの長所と短所
2-2 C言語の利点と特長
2-3 C言語のルール
第3章 繰り返すことで効率的に制御する
3-1 順次な処理を繰り返す
3-2 ずっと処理を繰り返す
3-3 任意の間だけ処理を繰り返す
3-4 任意の回数だけ処理を繰り返す
第4章 いくつかの処理を使い分けながら制御する
4-1 状況や状態に応じて処理を分岐させる
4-2 状況(状態)を想定して、処理を実行する
4-3 特定の値に応じた処理を実行する
第5章 制御に必要な情報を管理する
5-1 「変数」で変化する値を表す
5-2 C言語で「変数」を使う
5-3 たくさんの変数を「配列」で効率的に扱う
第6章 一部の処理を部品化して効率的に制御する
6-1 サブルーチンでプログラムを見やすくする
6-2 C言語でサブルーチンとしての「関数」をつくる
参考文献