ロボットのための C言語によるマイコン制御の考え方

C言語でマイコンの制御をする方法をわかりやすく学べる

このような方におすすめ

・制御の学習をはじめたばかりの中学生や、競技用ロボットにチャレンジし始めたばかりの高校生や大学生、社会人。および彼らを指導する立場にある中学校や高校の関係者。またGUIによるプログラミングからC言語に移行したい方
  • 著者城井田 勝仁 著
  • 定価2,310 (本体2,100 円+税)
  • A5 162頁 2010/06発行
  • ISBN978-4-274-20881-2
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 本書は、制御の基礎と、実現するためのC言語によるプログラミング方法を解説した入門書。制御の基礎知識を丁寧に解説し、C言語のプログラミングはLEDを光らせる、モーターを回すなど、簡単な実例を挙げながらわかりやすく解説。C言語についても基礎的なところを解説して、プログラミング解説に備えている。

 最近のロボットキットではGUIを利用した手軽なプログラム作成ソフトを使っているが、そのようなソフトウェアを卒業して、C言語でのプログラムに移行したいユーザーや、高校や大学低学年でのロボット制御実習での参考書、中学校の技術科での「計測と制御」の参考になるような内容を目指す内容。

https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274208812/
第1章 マイコン制御の基礎知識
第2章 C言語へのステップアップ
第3章 繰り返すことで効率的に制御する
第4章 いくつかの処理を使い分けながら制御する
第5章 制御に必要な情報を管理する
第6章 一部の処理を部品化して効率的に制御する
参考文献
第1章 マイコン制御の基礎知識
 1-1 「入力→演算→出力」が制御の基本
 1-2 コンピュータが扱う情報の最小単位は「1ビット」
 1-3 「順次」「繰り返し」「分岐」が制御の3大要素
第2章 C言語へのステップアップ
 2-1 初心者向けプログラミングソフトの長所と短所
 2-2 C言語の利点と特長
 2-3 C言語のルール
第3章 繰り返すことで効率的に制御する
 3-1 順次な処理を繰り返す
 3-2 ずっと処理を繰り返す
 3-3 任意の間だけ処理を繰り返す
 3-4 任意の回数だけ処理を繰り返す
第4章 いくつかの処理を使い分けながら制御する
 4-1 状況や状態に応じて処理を分岐させる
 4-2 状況(状態)を想定して、処理を実行する
 4-3 特定の値に応じた処理を実行する
第5章 制御に必要な情報を管理する
 5-1 「変数」で変化する値を表す
 5-2 C言語で「変数」を使う
 5-3 たくさんの変数を「配列」で効率的に扱う
第6章 一部の処理を部品化して効率的に制御する
 6-1 サブルーチンでプログラムを見やすくする
 6-2 C言語でサブルーチンとしての「関数」をつくる
参考文献