気象学入門 −天気図からわかる気象の仕組み−

天気図から読み解く、今までにない気象学!

このような方におすすめ

○気象予報士,気象予報士試験受験者
○気象学を学ぶ大学生
○気象庁職員をはじめとする気象関連業務従事者
  • 著者NPO法人気象環境教育センター 山岸 米二郎 著
  • 定価3,080 (本体2,800 円+税)
  • A5 196頁 2011/03発行
  • ISBN978-4-274-20989-5
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 本書は、気象学のわかりやすい入門書を目指してまとめられた。類書は、気象の物理現象の説明から始まるのが一般的だが、本書では、読者、特に入門者にとって最も身近な天気図から説明をはじめ、水蒸気の流れを重視した説明を行うことで、類書とは異なる解説を展開し、気象学の本質が理解できるように構成されている。さらに、気象学の必須項目である大気の鉛直構造、大気(気象)熱力学、降水物理、大気放射学、大気の運動等は、類書とは異なる記述を試み、気象学を一通り学んだことがある読者にも、「目からウロコ」の解説をまとめた。

https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274209895/
第1章 天気を調べる
第2章 温度の鉛直分布と大気の成層
第3章 大気の運動と天気図
第4章 運動の法則の簡単な応用
第5章 雲と降水(1)−空気塊の断熱変化と浮力−
第6章 雲と降水(2)−水蒸気の特性と湿潤空気−
第7章 雲と降水(3)−大気の静的安定度と対流雲−
第8章 雲と降水(4)−雲と降水の生成−
第9章 地表付近の気象
第10章 放射と大気の運動
第11章 中緯度気団と総観規模擾乱
第12章 台 風
第13章 中・小規模現象