電気自動車、宇宙ステーション、屋内インテリアといったものへの応用が広がりつつあり、今後ますますニーズが高まるであろうワイヤレス給電技術に関して、技術のバックボーンとある電磁気学の理論をていねいに解説するとともに、今後見込まれる応用分野まで詳細に解説した書籍です。
https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274210501/
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第1章 ユビキタス社会とワイヤレス給電技術
第2章 ワイヤレス給電の基礎技術
第3章 ワイヤレス給電技術の具体的開発事例
第4章 ワイヤレス給電技術の課題と将来
第1章 ユビキタス社会とワイヤレス給電技術
1-1 エネルギー分野のユビキタス社会とは
1-2 ワイヤレス給電時代の到来
1-3 ワイヤレス給電技術の歴史
1-4 ワイヤレス給電と効率
第2章 ワイヤレス給電の基礎技術
2-1 電磁気の基礎知識
2-1-1 マックスウェルの方程式とその積分形
2-1-2 エネルギーと電磁波伝播
2-1-3ファラデーの電磁誘導則
2-1-4 電源電圧と磁気回路方程式
2-1-5 伝送効率
2-1-6 電磁界・電磁波の空間分布
2-1-7 ワイヤレスエネルギー伝送法の種類と特徴
2-2 遠方界利用のワイヤレス電力伝送
2-2-1 レーザ方式
2-2-2マイクロ波伝送方式
2-3 近傍界利用のワイヤレス電力伝送
2-3-1 エバネッセント波方式
2-3-2 磁界共鳴方式
2-3-3 電界共鳴方式
2-3-4 電磁誘導方式
第3章 ワイヤレス給電技術の具体的開発事例
3-1 大電力−宇宙発電,次世代路面電車(LRT),電気自動車(EV)
3-1-1 宇宙発電
3-1-2 次世代型路面電車(LRT)
3-1-3 電気自動車(EV)
(1)マイクロ波方式
(2)電磁誘導方式
(3)磁界共鳴方式
3-1-4 港湾用機器
(1)コンテナヤード荷役機械
(2)船舶への陸電供給
3-2 中電力−ロボット,電動車椅子,産業機器
3-2-1 ロボット
(1)産業用ロボット
(2)水中ロボット
(3)歩行ロボット
3-2-2 AGV(Auto Guided Viechle),搬送台車,作業用車両
3-2-3 シニアカー,電動車椅子,電動アシスト自転車
3-2-4 エレベータ
3-2-5 ライン用工具
3-2-6 スリップリング,カプラー
3-3 小電力−情報通信機器,家電機器
3-3-1 情報通信機器
(1)無線ICタグ
(1)ICカード
(2)RFID
(2)携帯情報通信機器
(3)ホビー機器
(4)二次元通信シート
3-3-2 家電機器
(1)電気シェーバー,電動歯ブラシ,コードレス電話
(2)薄型テレビ,パソコン
(3)電力壁,充電机
(4)隔壁給電
(5)住宅
3-4 医療機器
第4章 ワイヤレス給電技術の課題と将来
4-1 各方式の技術的課題
(1)レーザ方式
(2)マイクロ波方式
(3)エバネッセント波方式
(4)磁界共鳴方式
(5)電界共鳴方式
(6)電磁誘導方式
4-2 将来に向けて