知的財産の実務では英語が標準語となっています。
本書は知的財産の実務で触れる機会が多い英文を豊富に紹介し、やさしく解説しています。
今後、知的財産の世界で働きたい方、現在特許事務所等の知的財産に関わる仕事に従事している方などにお勧めの内容です。
https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274210747/
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1章 知的財産の基礎
2章 英文レターの作法
3章 特許文書の用法
4章 クレーム文言の変遷
5章 紛争処理の作法
6章 特許契約の用語
7章 訴状の読み方
8章 判決文の読み方
1章 知的財産の基礎
1.1 「知財」とは
1.2 なぜ知財を保護するのか?
1.3 なぜ知財英語か?
1.4 米国特許法の仕組み
2章 英文レターの作法
2.1 特定技術に強い弁護士を紹介してもらうための依頼状
2.2 事務所訪問の通知と先方の都合を確認するためのレター
2.3 要求のあったデータを送付するときのレター
2.4 特許の調査を依頼するレター
2.5 特許非侵害・無効性についての鑑定依頼状
2.6 特許調査の常識
3章 特許文書の用法
3.1 特許明細書(1) 「技術分野」と「発明の背景」
3.2 特許明細書(2) 「発明の要約」と「図面の簡単な説明」
3.3 特許明細書(3) 「発明の詳細な説明」(1)
3.4 特許明細書(4) 「発明の詳細な説明」(2)
3.5 特許クレーム
4章 クレーム文言の変遷
4.1 申請時のクレーム文言(1) 出願クレーム(1)
4.2 申請時のクレーム文言(2) 出願クレーム(2)
4.3 申請時のクレーム文言(2) 出願クレーム(3)
4.4 審査官の拒絶 オフィス・アクション
4.5 クレームの補正
5章 紛争処理の作法
5.1 特許侵害警告状
5.2 警告状に対する返信
5.3 レターによる交渉(1) 「代理人からのレター」
5.4 レターによる交渉(2) 「面談交渉の申し入れ」
5.5 レターによる交渉(3) 「面談の確定」
5.6 実際の交渉ポイント
6章 特許契約の用語
6.1 前文(Preamble)
6.2 本文(1) 「定義条項」
6.3 本文(2) 「ライセンスの許諾」
6.4 本文(3) 「特許使用料と支払い」
6.5 本文(4) 「ロイヤルティ・レポート」
6.6 本文―標準条項(1) 「租税条項」
6.7 本文―標準条項(2) 「特許侵害」
6.8 本文―標準条項(3) 「改良技術」
6.9 本文―標準条項(4) 「譲渡」
6.10 本文―標準条項(5) 「準拠法」
6.11 末尾文言
7章 訴状の読み方
7.1 訴状の書式
7.2 訴状の本文(1) 「根拠法・当事者」
7.3 訴状の本文(2) 「管轄・裁判地」
7.4 訴状の本文(3) 「当事者の事業内容」
7.5 訴状の本文(4) 「侵害行為」
7.6 訴状の本文(5) 「特許侵害」
7.7 訴状の本文(6) 「訴状の本文(救済)」
8章 判決文の読み方
8.1 判決文の要約 「事件概要」
8.2 法廷意見(1) 「特許適格性について」
8.3 法廷意見(2) 「MOTテストについて」
8.4 法廷意見(3) 「特許法101条の解釈」
8.5 法廷意見(4) 「先例の解釈について」
8.6 発明の特許性