国内のPMP有資格者は年々増加しており、30000名以上が活躍しています。
しかし、PMBOKガイドは欧米の企業文化をもとにしたものということもあり、実際の日本企業の現場において、彼らがPMBOKガイドを有効なツールとして活用しきれていないのが実情です。
そこで本書は、PMI日本支部が永年にわたって各会員からリサーチした『PMBOKガイド活用に際しての課題や問題点』を具体的に取りあげ、どのように対応すべきか、実践的な指針や方法論をさまざまな事例もまじえて、ていねいに展開していくプロジェクト・マネジャー必携の実務書です。
https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274211553/
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●導入編
●第1編 プロジェクトマネジメントの文化的背景
●第2編 日本のプロジェクトをふりかえる
●第3編 日本におけるPMBOKガイド活用のヒント
●導入編
●第1編 プロジェクトマネジメントの文化的背景
1章 ハイ・コンテキスト文化とロー・コンテキスト文化
2章 プロジェクトマネジメントの歴史と日米比較
3章 日本と米国のプロジェクトマネジャー
●第2編 日本の プロジェクトをふりかえる
1章 スコープ・マネジメントに関する話題
2章 リスク・マネジメントを進めるにあたって
3章 日本のITプロジェクトにおけるリスク・マネジメントの適用のしにくさ
4章 プロジェクトマネジャーを取り巻く日本の組織
コラム プロジェクトマネジメントという黒船の襲来
5章 人と情報をつなぐワールドカフェへのご招待
6章 ハイ・コンテキスト流からロー・コンテキスト流の伝え方教室
7章 ニワトリが先かタマゴが先か
コラム 女性プロマネが語る男性プロマネの理想像
●第3編 日本におけるPMBOKガイド活用のヒント
1章 プロジェクトの開始にあたって
1 プロジェクト憲章
2 ステークホルダー
3 プロジェクトマネジメント計画
2章 プロジェクトを進めるにあたって
1 企業間のスコープ・マネジメントの課題
2 企業内のスコープ・マネジメントの課題
3 プロジェクト進捗の見える化と変更要求への対応 −ソフトウエア開発を例に−
4 品質マネジメントのポイント
5 人的資源マネジメント −チーム・マネジメント−
6 コミュニケーション・マネジメント −情報の共有−
7 リスク・マネジメント −PMBOKにおける課題を中心に−
8 調達マネジメントのポイント
3章 プロジェクトを締めるにあたって
1 教訓 −レッスンズ・ラーンド−
2 運用へ移管