機械工学では、自然科学の理論にもとづき、有用な機械を現実に製作し、使用されるようになって,はじめて価値が生じます‥‥。そこで本書は、機械工学を支える各種の理論を単に羅列することを避け、機械工学の主要な分野をそれぞれ重点的かつ実際的に学習できるように構成しました。大学・高専の機械工学を学ぶためのテキストとして、また広く機械技術に関わる方々の参考書として絶好です。
https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274069826/
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1章 機械工学の概要
(機械の歴史 機械とは何か 機械工学の学び方 工業技術における規格と単位 機械技術と図面)
2章 機械の力学
(エネルギー 動力 力の伝達と増幅 効率 摩擦 力の特長 速度と加速度 慣性力と遠心力 振動 力の釣合い 材料の強さ 他)
3章 機械の構成
(運動伝達に用いられる機械要素 リンク カム 速度伝達比 各種の運動を得るための機構 ねじ、ボルト、ナット 軸とキー 他)
4章 機械材料
(機械材料の種類 金属材料 非鉄金属材料 金属材料の溶接 金属材料の表面処理 機械材料の試験 非金属材料 新素材)
5章 機械の製作
(機械製作法のあらすじ 鋳造 塑性加工 溶接と切断 機械加工 機械部品の検査 機械の組立と検査 自動生産システム)
6章 エネルギーと機械工学
(エネルギーの変換と原動機 流体のエネルギー 流体機械 熱エネルギー 熱機関 電気のエネルギー 信号の伝達と制御)