1986年の刊行以降、若手の技術者、現場の技術者に読まれ、版を重ねてきたロングセラーの改訂版である。
内容を最新の情報にもとづき改めるとともに、各章末にその章の内容の「まとめ」、演習問題を掲載し、読者がより本書の内容を理解できるようにした。ディジタル制御の実務に役立つ基礎をみにつけるための最適の書である。
https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274086700/
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1 ディジタル制御とは何か
2 制御システムの表し方
3 1次システムの出力
4 2次システム
5 2次システムの厳密な離散化
6 制御システムの安定問題
7 制御の良さ
8 直流サーボモータを用いた位置制御系の設計
1 ディジタル制御とは何か
1・1 室内の温度を制御する
1・2 遠隔操作されるロボットの腕
1・3 マイコンによる制御
1・4 ディジタル制御
2 制御システムの表し方
2・1 タンクから流れ出る液体の制御
2・2 タンクシステムの方程式
2・3 ブロック線図の描き方
2・4 タンクシステムの離散時間系での表現
2・5 離散時間系のブロック線図
3 1次システムの出力
3・1 入力がないときの離散時間システムの出力
3・2 連続時間系の出力
3・3 連続時間系の離散化
3・4 入力があるときの離散化システムの解
4 2次システム
4・1 2次システムの例
4・2 アナログ2次システムの表し方
4・3 アナログ2次システムの応答
4・4 離散化されたシステムの応答
5 2次システムの厳密な離散化
5・1 状態方程式をベクトルで表す
5・2 伝達関数と状態方程式との関係
5・3 状態方程式の解
5・4 状態方程式の離散化
6 制御システムの安定問題
6・1 ロケットの姿勢の制御
6・2 安定かどうかを判別する方法
6・3 制御が可能なシステム
7 制御の良さ
7・1 定常特性(定常偏差)
7・2 過渡特性(速応性と減衰性)
7・3 離散時間系における望ましい極の範囲
8 直流サーボモータを用いた位置制御系の設計
8・1 比例制御
8・2 速度フィードバックをもつ比例制御
8・3 モデル追従制御