材料力学に関する書籍は、古典的名著からマンガによるものまで数多く出版されているが、本当にわかりやすい書籍を見つけるのは難しいといわれている。
本書は身近な材料を取り上げ、実際の機械や構造物に力学的性質がどのように関わりあっているかを、わかりやすい文章と絵・写真で解説。
また、練習問題と詳しい解説がテーマごとに入っており、学習効果を再確認できる。
原本「図解材料強さ学の学び方」を全体的に見直し、SI単位系の統一、最近の話題を取り入れた改題改訂版。
https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274086724/
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第1章 応力とひずみ
第2章 応力-ひずみ関係
第3章 環境による応力発生
第4章 材料試験および破壊
第5章 組織構造と強さ
第6章 はりに働く力
第7章 曲げ応力とはりの強さ
第8章 座屈およびねじり
第9章 組合せ応力
第10章 骨組構造
第1章 応力とひずみ
1・1 材料強さ学
1・2 応力とひずみ
1・3 引張応力と圧縮応力
1・4 せん断応力
1・5 荷 重
1・6 許容応力と安全係数
第2章 応力-ひずみ関係
2・1 フックの法則
2・2 応力-ひずみ線図
2・3 塑性域での応力-ひずみ関係
第3章 環境による応力発生
3・1 熱効果
3・2 応力集中
3・3 ひずみの経時変化と疲労
3・4 速度変化
3・5 自重による応力
3・6 内圧力の作用
第4章 材料試験および破壊
4・1 材料試験
4・2 物理的性質
4・3 機械的性質
4・4 破壊現象
第5章 組織構造と強さ
5・1 降伏,弾性破損
5・2 結晶欠陥
5・3 多結晶体の組織と強さ
5・4 複合材料の強さ
第6章 はりに働く力
6・1 は り
6・2 はりのつり合い(反力の計算)
6・3 せん断力の分布
6・4 曲げモーメントの分布
第7章 曲げ応力とはりの強さ
7・1 曲げ応力とひずみ
7・2 曲げモーメントと曲げ応力の関係
7・3 はりの断面形状と強さ
7・4 たわみ
7・5 平等強さのはり
第8章 座屈およびねじり
8・1 柱の座屈
8・2 軸にかかる力
第9章 組合せ応力
9・1 2種類の応力の組合せ
9・2 互いに直角な垂直応力を受けた材料内に生じる応力
9・3 曲げ応力とねじり応力の組合せ
9・4 弾性破損の法則または降伏条件
第10章 骨組構造
10・1 アーチ
10・2 軽量構造
10・3 骨組構造
10・4 部材に働く力