情報通信ネットワークの社会への浸透とともに、通信システムや情報通信ネットワークの基礎知識は、電気・電子系で通信工学を学ぶ学生だけでなく他の分野の学生にも必須のものとなってきている。
本書は、少ない予備知識で通信工学の概要が理解でき、工学系の初学年で学ぶ数学的知識があれば十分に理解できるよう、基礎事項から解き明かし、通信工学の要点をやさしく解説した教科書。
https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274130410/
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1章 通信システムの基本的構成
2章 信号波の解析
3章 振幅変調
4章 周波数変調
5章 アナログ変調と雑音
6章 パルス変調とパルス符号変調
7章 多重通信方式
8章 通信網
1章 通信システムの基本的構成
1. 通信の目的と歩み
2. 通信システムの構成
3. 通信の品質
4. 本書の構成
演習問題
2章 信号波の解析
1. 周期信号のフーリエ級数展開
2. フーリエ変換
3. フーリエ変換の性質
4. 連続時間システム
演習問題
3章 振幅変調
1.搬送波と変調
2. 振幅変調
3. AM信号の生成と復調
4. 振幅変調の改良
5. 直交振幅変調
演習問題
4章 周波数変調
1. 角度変調
2. 狭帯域FM
3. 広帯域FM
4. FM信号の電力
5. FM信号の生成
6. FM信号の復調
演習問題
5章 アナログ変調と雑音
1. 確率過程の基礎
2. AMの雑音特性
3. FMの雑音特性
演習問題
6章 パルス変調とパルス符号変調
1. パルス振幅変調
2. 標本化定理
3. パルス符号変調(PCM)
4. 復号化
5. PCM通信における雑音
6. 再生中継
演習問題
7章 多重通信方式
1. 周波数分割多重(FDM)
2. 時分割多重(TDM)
3. スペクトル拡散変調
演習問題
8章 通信網
1. 通信網の構成
2. 交換機の機能と構成
3. スイッチ回路網
4. パケット交換とATM
5. トラヒック理論の基礎
演習問題
演習問題解答
参考文献
索引