大学課程 電気回路(2)(第3版)

永年にわたり高い評価を受け信頼のおける「電気回路」教科書並びに参考書の決定版

このような方におすすめ

電気・電子工学関連学科学部学生,大学院生
電気・電子工学関連研究開発技術者
  • 著者大阪大学名誉教授 尾崎 弘 著
  • 定価3,080 (本体2,800 円+税)
  • A5 302頁 2000/01発行
  • ISBN978-4-274-13195-0
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 1980年9月に発行された「大学課程 電気回路(2) 第2版」は、電気回路を学ぶための大学教科書として、多くの大学で採用され高い評価を受けてきた。

 第3版においても、回路解析、分布定数回路、過渡現象および回路網理論など内容を一層充実させるとともに学問的に正確に記述した信頼のおける教科書・参考書の定本として発行するものである。

https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274131950/
第1章 フーリエ変換による回路解析(波形とスペクトル)
第2章 分布定数回路
第3章 基本的回路の過渡現象
第4章 ラプラス変換による解析
第5章 分布定数回路の過渡現象
第6章 時間関数による過渡解析
第7章 複素周波数変数を用いる回路理論(回路網理論概説)
付録A 複素関数論概説
付録B ラプラス変換表
演習問題略解
第1章 フーリエ変換による回路解析(波形とスペクトル)
1・1 周期関数とフーリエ変換,スペクトル
1・2 特殊な波形を持つ波のフーリエ変換
1・3 周期関数波(非正弦波交流)電源を加えた場合の定常解
1・4 電力工学とひずみ波
1・5 非周期関数とフーリエ変換
1・6 非周期波形入力に対する回路計算
1・7 波形とスペクトル,時間域表示と周波数域表示
1・8 フーリエ変換による回路解析,インピーダンスの定義
1・9 重ね合せの理,フーリエ変換法ならびにフェーザ法
1・10 第1章の補遺その1 標本化定理(サンプリング定理)
1・11 第1章の補遺その2 離散フーリエ変換,高速フーリエ変換
演習問題
第2章 分布定数回路
2・1 分布定数回路と集中定数回路
2・2 分布定数回路の例と平面波
2・3 伝搬方程式(電信方程式)
2・4 基本解,伝搬定数と特性インピーダンス
2・5 境界条件,境界条件による解の決定
2・6 反射波と定在波
2・7 インピーダンス整合,無反射終端
2・8 有限長線路の固有振動と共振
2・9 二端子対網としての取扱い
2・10 スミス図表
2・11 第2章の補遺 境界条件による解の決定
演習問題
第3章 基本的回路の過渡現象
3・1 定数係数線形微分方程式の解法
3・2 RC直列回路
3・3 RL直列回路
3・4 時定数
3・5 断続部を持つRL直列回路
3・6 RLC直列回路
3・7 一般的な回路(相互誘導を持つ結合回路)
3・8 初期値の決定,その他解法に対する注意
3・9 基本的回路のパルス特性
演習問題
第4章 ラプラス変換による解析
4・1 ラプラス変換
4・2 ラプラス変換に関する公式
4・3 初期条件を考慮した等価回路による直接解法
4・4 ラプラス変換による一般的な回路網の解析
4・5 繰り返す波形のラプラス変換
4・6 ラプラス変換によるインミタンスの定義
4・7 ヘビサイドと演算子
演習問題
第5章 分布定数回路の過渡現象
5・1 分布RLCG回路の過渡現象の取扱い
5・2 無損失線路
5・3 無ひずみ線路
5・4 反射と自由振動
5・5 分布RC回路と同軸ケーブル
5・6 一般的な分布定数回路
演習問題
第6章 時間関数による過渡解析
6・1 回路の周波数域表示と時間域表示,数理モデル
6・2 インデシアル・アドミタンスとインパルス応答
6・3 時間関数による過渡解析
6・4 応用例:分布RC回路並びに同軸ケーブルに正弦波電圧を加えた場合
第7章 複素周波数変数を用いる回路理論(回路網理論概説)
7・1 イミタンス関数と複素関数
7・2 一端子対イミタンスと正実関数
7・3 正実関数の性質
7・4 LC,RC,RL回路(網)
7・5 定抵抗回路
7・6 二端子対網と正実行列
7・7 対称二端子対網
7・8 ブルーンによる一端子対網の構成法
演習問題
付録A 複素関数論概説
付録B ラプラス変換表
演習問題略解