テレビの気象予報で紹介される予想天気図や降水量分布図は、数値予報の結果をもとに作られている。1日〜1週間の予報期間を対象とする短・中期気象予報の中心である数値予報に関して、その歴史的経緯から、実際のデータの利用・活用法までをていねいに解説した。
現代の気象予報に必須でありながらブラックボックスとして扱われる数値予報を正面から捉え、実際に利用されている例を示し、具体的なイメージがわくようにまとめてある。
https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274197338/
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第1章 数値予報の概要
第2章 気象学の発展と数値予報
第3章 大気中の波動
第4章 差分計算
第5章 準地衡風モデル
第6章 プリミティブモデル
第7章 物理過程とパラメタリゼーション
第8章 客観解析とデータ同化
第9章 非静力学モデル
第10章 数値予報データの利用・活用