現在、JavaとかC++とか新しいプログラミング言語が脚光を浴びているが、実際に仕事でよく使われている言語をあげるとFORTRANとかCOBOL、そしてCという名前が出てくる。特にCは非常に柔軟で適用範囲の広い言語なので、あらゆる分野で使われている。しかし、Cは柔軟に作られているがため、不慣れなCプログラマが組んだプログラムはプログラマが予期しなかったことまで実行してしまうこともある。そうした初学者が罠に陥らないよう本書ではシンプルで実用的なルールを重んじながら、Cの言語仕様だけでなく(プログラムの発想、設計、記述、手法、デバッグ、リリース、ドキュメント作成、保守、バージョンアップなど)Cプログラミングの全過程について解説した。
https://www.ohmsha.co.jp/book/9784900900646/
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1章 Cとは何か
2章 プログラム記述の基本
3章 スタイル
4章 基本的な宣言および式
5章 配列、修飾子および数値の利用
6章 条件文と制御文
7章 プログラミング手順
8章 他の制御文
9章 変数スコープおよび関数
10章 Cプリプロセッサ
11章 ビット演算
12章 高度な型
13章 単純なポインタ
14章 ファイル入出力
15章 デバッグと最適化
16章 浮動小数点
17章 高度なポインタ
18章 モジュールプログラミング
19章 古いコンパイラ
20章 移植性の問題
21章 あまり使用しないCの機能
22章 まとめのプログラム
23章 プログラミングに関する格言
付録A ASCIIコード表
付録B 値域とパラメータ渡し変換
付録C 演算子優先ルール
付録D 累乗級数を使った正弦値算出プログラム
用語集