歴史を学べば未来は拓ける 火力発電の歴史

何事も新しいことを始める前に,歴史を学ぶことが大切である!

このような方におすすめ

電力,プラントメーカー・工事会社の技術者,大学,高専の工学系の学生。
  • 著者一般社団法人火力原子力発電技術協会/吉田敏明、藤川卓爾、黒石卓司
  • 定価2,934 (本体2,667 円+税)
  • A5 300頁 2013/12発行
  • ISBN978-4-904781-02-9
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大学などの高等教育の現場で,ボイラ,タービン,火力プラント制御といった火力発電技術を基本から学ぶ講座を見ることが少なくなった今日,火力発電技術の歴史を現在の技術者たちに引き継ぐことは火力原子力発電技術協会として喫緊の課題と認識し,協会誌「火力原子力発電」に掲載したボイラ,蒸気タービン,プラント制御の歴史を一冊にまとめた。これからの社会を担っていく若い技術者たちが火力発電技術の歴史を気軽に学べるよう,単行本としたものである。

https://www.ohmsha.co.jp/book/9784904781029/
1.ボイラ編
1.はじめに 2.ボイラの基本原理と特徴 3.ボイラ発達の歴史 4.おわりに
2.蒸気タービン編
1.はじめに 2.蒸気タービンの起源 3.近代的蒸気タービンの始まり 4.蒸気タービンの基本形式と翼列の基本性能 5.20世紀初頭までの蒸気タービン 6.日本における蒸気タービンの発達(1940年代まで) 7.日本における戦後の蒸気タービンの歩み 8.蒸気タービンの技術の発展 9.蒸気条件の向上 10.翼列性能の向上 11.低圧最終翼の概念 12.蒸気タービンのコンパクト化 13.社会のニーズに応じて 14.21世紀の蒸気タービン 15.おわりに
3.制御編
(1) 発電ボイラ制御
1.はじめに 2.発電用ボイラ制御装置に変遷 3.制御技術の取り組み 4.今後の提言 5.おわりに
(2) 発電用蒸気タービン制御
1.はじめに 2.初期の蒸気タービンの制御 3.蒸気タービンの制御の理論 4.機械式ガバナ 5.油圧ガバナ 6.電気ガバナ 7.高圧EHガバナ 8.タービン出力制御 9.おわりに