本書は、数学を苦手としている/あまり得意ではない学生を主たる対象として、経済学を学ぶ上で必要な数学の基礎知識(エッセンス)をわかりやすくていねいに解説する教科書です。
数学的手法を具体的に利用できるようになるように、実用的な数学の手法を解説し、実践力をはぐくむために例題を豊富に配しました。また、高等学校の『数学II』で学ぶ微積分が経済学では必須となるので、高校数学の基礎の復習から、やさしく解説します。
https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274216527/
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1章 リメディアル
2章 数と集合
3章 指数・対数
4章 グラフ・関数
5章 経済学への関数・グラフの応用
6章 数列とその応用
7章 微分入門
8章 微分の計算法
9章 指数関数・対数関数の導関数
10章 微分法の応用
11章 経済学における微分の用法
12章 偏微分法入門
13章 積分入門
参考文献
問題・補充問題・章末問題解答
1章 リメディアル
1.1 整式の計算
1.2 因数分解
1.3 定数,変数,パラメータ,係数
1.4 関 数
1.5 関数の一般形と特定形
1.6 グラフ
1.7 方程式の解法
1.8 逆関数
補充問題
章末問題
2章 数と集合
2.1 数の概念
2.2 集 合
2.3 和の法則
2.4 補集合の考え方
2.5 命題と集合
章末問題
3章 指数・対数
3.1 指数法則
3.2 有理数による累乗
3.3 経済学での利用例
3.4 対 数
3.5 対数の性質
章末問題
4章 関数・グラフ
4.1 座標・関数のグラフ
4.2 1次関数のグラフ
4.3 2次関数のグラフ
4.4 y=a(x-p)2+qのグラフ
4.5 y=ax2+bx+cのグラフ
4.6 いろいろな関数のグラフ
章末問題
5章 経済学への関数・グラフの応用
5.1 予算線・等費用線
5.2 需要関数・供給関数
5.3 消費関数
5.4 需要・供給分析
章末問題
6章 数列とその応用
6.1 数 列
6.2 等差数列
6.3 等比数列
章末問題
7章 微分入門
7.1 平均変化率と微分係数
7.2 微分係数の意味
7.3 導関数とその求め方
章末問題
8章 微分の計算法
8.1 微分係数
8.2 導関数
8.3 積・商の微分法
8.4 合成関数の微分法
補充問題
章末問題
9章 指数関数・対数関数の微分
9.1 指数関数
9.2 対数関数
9.3 経済学への応用
9.4 対数関数・指数関数の導関数
章末問題
10章 微分法の応用
10.1 関数の増加・減少
10.2 関数の極大・極小
10.3 最大・最小
10.4 第2次導関数
章末問題
11章 経済学における微分の用法
11.1 費用関数の分析
11.2 限界概念
11.3 需要の価格弾力性
11.4 経済変数の成長率
章末問題
12章 偏微分法入門
12.1 偏微分の概念
12.2 偏微分の計算
12.3 全微分
章末問題
13章 積分入門
13.1 不定積分
13.2 定積分
13.3 面積の計算
13.4 経済学への応用例
章末問題
問題解答