械工学の重要な一分野である機構学が応用と実用の両方に役立つよう,設計製図や工作技術と関係づけて,理解しやすく秩序だてて解説。厳選された図版・写真,簡潔な説明により,“目で見る機構学”の要素をも盛り込んで,現場で活用できる機構学をめざした。機械を理解し,さらに工夫や考案を実現し,改良へと発展するための好指導書である本書は,技能士受験者をはじめ,高専・工業高校の学生諸君や,広く機械に関わる人々の参考書として最適である。
https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274050213/
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1章 総論
(機構学の目的 機素と対偶 運動の伝達 運動伝達の方式)
2章 コロガリ接触と摩擦車
(コロガリ接触 コロガリ接触をするための条件 角速比 他)
3章 歯車
(歯車の目的 歯車各部の名称 歯車をつくるための条件 他)
4章 カムおよびネジ
(カムの種類 カムの設計 カムの実例 ネジ)
5章 ベルト伝動
(ベルトとベルト車 ベルト車の速比 ベルトの掛けかた 他)
6章 ロープ伝動・鎖伝動およびバネ
(ロープおよびロープ車 ロープの掛けかた ワイヤロープ 他)
7章 リンク装置
(リンク装置 四節回転連鎖 スライダクランク連鎖 他)
8章 流体伝動
(流体伝動 空気伝動 液体伝動 結び)