Serverspecは、サーバの構築方法に関係なく、サーバがどのような状態であるかを確認することができるツールとして注目されています。本ソフトウェア作者である宮下剛輔さんがServerspecとは何かからはじまり、実践的な利用方法、高度な使い方、内部の仕様からServerspec自身の拡張方法まで、Serverspecのすべてについて書いた本です。
https://www.ohmsha.co.jp/book/9784873117096/
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まえがき
はじめに
1章 Serverspecの紹介
1.1 Serverspecが生まれた経緯
1.2 Serverspecとは何か
1.3 Serverspecの利用目的
1.4 Serverspecの必要性
1.5 Serverspec開発の哲学
1.6 Serverspecのオフィシャルサイトとソースコード
1.7 Serverspecのライセンス
1.8 Serverspecの究極の目標
1.9 本章のまとめ
2章 初めてのServerspec
2.1 Serverspecのインストール
2.2 実行に必要なファイル群
2.3 Serverspecによるテストの実行
2.4 本章のまとめ
3章 Serverspecの本格利用
3.1 RSpec
3.2 リソースとリソースタイプ
3.3 SSH経由でのリモートホストのテスト
3.4 テスト対象ホストの追加
3.5 動作のカスタマイズ
3.6 一時的な動作の変更
3.7 specファイルを複数のホストで共有
3.8 ホスト固有情報の利用
3.9 任意コマンドの実行
3.10 並列実行
3.11 様々なバックエンド
3.12 テストコードの指針
3.13 本章のまとめ
4章 Serverspec内部の詳細
4.1 Serverspecのアーキテクチャ
4.2 Serverspecの処理の流れ
4.3 コマンドクラス
4.4 バックエンドクラス
4.5 Serverspecのリソースタイプ拡張
4.6 Specinfraの OSに関する処理
4.7 Pryによる内部解析
4.8 Serverspec自身のテスト
4.9 コントリビュートの際の心構え
4.10 本章のまとめ
5章 他ツールとの連携
5.1 Vagrant
5.2 Guard::RSpec
5.3 エディタ
5.4 サーバ構成管理ツール
5.5 Consul
5.6 Infrataster
5.7 テストハーネス
5.8 監視ツール
5.9 IaaS
5.10 CI as a Service
5.11 本章のまとめ
6章 トラブルシューティングとデバッグ
6.1 Pryによるトラブルシューティングとデバッグ
6.2 テストが失敗した場合
6.3 例外で異常終了した場合
6.4 本章のまとめ
7章 Serverspecの今後
7.1 Serverspecの方向性
7.2 RSpec以外の実装
7.3 別言語での実装
7.4 Specinfraの方向性
7.5 Serverspecは今後も必要か?
7.6 本章のまとめ
付録 A.リソースタイプリファレンス
cgroup
command
cron
default_gateway
docker_container
docker_image
file
group
host
iis_app_pool
iis_web_site
interface
ipfilter
ipnat
iptables
ip6tables
kernel_module
linux_kernel_parameter
lxc
mail_alias
package
php_config
port
ppa
process
routing_table
selinux
selinux_module
service
user
windows_feature
windows_hot_fix
windows_registry_key
windows_scheduled_task
yumrepo
zfs
付録 B.Serverspec/Specinfra.v2での変更点
B.1 後方非互換な変更
B.2 新機能
付録 C.SpecinfraのServerspec以外の利用例
C.1 Specinfraの単体利用
C.2 Itamae
付録D Windows のテスト
付録E Serverspec を活用するために参考となる書籍や雑誌
索引