本書は、木造建築全般の正しい知識と技能を体得し、これを現場で活用できることを目標に、下小屋における構造部材の木作りの実技や、木造建築の各部分の構造と仕様などのほか、工具・材料・組立てなど大工作業のすべてについて、基本と実際を平易図説した。大工職に進む初級技術者の皆さんの実技入門書として、2級技能検定受験者の皆さんの参考書として好適である。
https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274050497/
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1章 大工作業の準備
(作業場について 盤木 工作台 削り台 板図 下小屋 服装)
2章 道具の機能および手入れ
(かね尺 のこぎり かんな のみ 刃物のとぎかた 他)
3章 木材の性質
(木材の性質 木材の変形と欠陥 用途による材種の選びかた)
4章 墨付け
(墨つぼと墨差し 墨付けの実際 返しこう配とは 他)
5章 加工
(切断 かんな削り 穴彫り はつり 応用例)
6章 各部材の応用
(軸組 小屋組 床組 下地 内部造作 階段 外部造作)
7章 緊結と組立
(緊結と組立について 緊結金物 建て方)
8章 養生
(養生の方法 その他の留意点)
付録
(門尺 大かねについて けんざをのつくりかた 行事 他)