本書は、イメージ、アニメーション、サウンドを容易に扱うためのオープンソースのプログラミング言語「Processing」の入門書です。プログラミングの経験がない読者でもステップバイステップで自習できる教科書的な構成になっています。第2版の主な変更点はProcessing 3.0への対応です。Processing 3.0は全体に描画が高速化され、開発環境もコードの補完やデバッグが可能になるなど、より扱いやすく進化しています。第1版同様に日本語版付録のリファレンスも掲載。
https://www.ohmsha.co.jp/book/9784873117737/
正誤表やDLデータ等がある場合はこちらに掲載しています
はじめに
1. ようこそ Processingへ
スケッチングとプロトタイピング
柔軟性
巨匠たち
家系図
コミュニティ
2. コードを書いてみよう
最初のプログラム
メニューによる実行と停止
スケッチの保存と新規作成
シェアしよう
例とリファレンス
3. 描く
ウィンドウを開く
基本的な図形
描画の順序
図形の性質
描画モード
色
形を作る
コメント
Robot 1: Draw
4. 変数
最初の変数
変数の作成
変数の処理
変数と計算
繰り返し
Robot 2: Variables
5. 反応
繰り返される drawと一度だけの setup
追いかける
クリック
カーソルの位置
キーボードからの入力
マッピング
Robot 3: Response
6. 移動、回転、伸縮
座標移動の基礎
回転
伸縮
PushとPop
Robot 4: Translate, Rotate, Scale
7. メディア
画像
フォント
ベクタ画像
Robot 5: Media
8. 動き
フレーム
スピードと方向
2点間の移動
乱数
タイマー
円運動
Robot 6: Motion
9. 関数
関数の基礎
関数を作る
値を返す
Robot 7: Functions
10. オブジェクト
フィールドとメソッド
クラスを定義する
オブジェクトの生成
タブ機能
Robot 8: Objects
11. 配列
変数から配列へ
配列の作り方
配列と繰り返し
オブジェクトの配列
Robot 9: Arreys
12. データ
データ構造
Tableクラスと表
JSON
インターネット上のデータとAPI
Robot10: Data
13. 拡張
サウンド
画像や PDFの保存
Arduinoへようこそ
付録A コーディングの心得
付録B デバッガ
Processingクイックリファレンス
基本的な関数
スケッチの情報
変数のスコープ
データ型
値の変換
演算子の優先順位
算術関数
三角関数
乱数
文字列の処理
条件分岐と繰り返し
2次元図形
バーテックス
座標変換
色
描画時の属性
画像
ベクタ画像
文字の出力
フレームの保存
マウス
キーボード
コンソール出力
索引
訳者あとがき