『Web情報アーキテクチャ』の改訂第4版となる本書では、第2版までのWebを中心とした情報アーキテクチャの基本原則やプロセスといった基本部分は変わらず、新たにモバイル、クロスチャネル、IoTといった要素も取り入れました。「IA」だけでなく、UX/CX、デザイン思考、サービスデザイン、リーンスタートアップ/グロースハックなどといった際の「デジタルコミュニケーション設計」の基本書としてアプローチできる改訂版となっています。
https://www.ohmsha.co.jp/book/9784873117720/
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監訳者まえがき
はじめに
I部 情報アーキテクチャ入門
1章 情報アーキテクチャが取り組む課題
1.1 ハロー、iTunes
1.2 情報アーキテクチャが取り組む課題
1.2.1 情報オーバーロード
1.2.2 情報にアクセスするより多くの方法
1.3 情報アーキテクチャ入門
1.3.1 情報で作られた場所
1.3.2 チャンネルを越えた首尾一貫性
1.3.3 システムシンキング
1.4 まとめ
2章 情報アーキテクチャの定義
2.1 定義
2.2 見えないからと言って存在しない訳ではない
2.3 ものすごくいい情報アーキテクチャへの道
2.3.1 コンテキスト
2.3.2 コンテンツ
2.3.3 ユーザー
2.4 まとめ
3章 見つけやすさのデザイン
3.1 「シンプルすぎる」情報モデル
3.2 情報ニーズ
3.3 情報探索行動
3.4 情報ニーズと情報探索行動について学ぶ
3.5 まとめ
4章 理解のためのデザイン
4.1 場所の感覚
4.2 現実世界のアーキテクチャ
4.3 情報から成り立つ場所
4.4 組織化の指針
4.5 構造と秩序
4.6 類型学
4.7 モジュール性と拡張性
4.8 地球上で一番幸せな場所
4.9 まとめ
II部 情報アーキテクチャの基本原則
5章 情報アーキテクチャの解剖学
5.1 情報アーキテクチャの視覚化
5.2 トップダウン型の情報アーキテクチャ
5.3 ボトムアップ型情報アーキテクチャ
5.4 見えない情報アーキテクチャ
5.5 情報アーキテクチャの構成要素
5.5.1 ブラウジングサポート手段
5.5.2 検索サポート手段
5.5.3 コンテンツとタスク
5.5.4 「目に見えない」要素
5.6 まとめ
6章 組織化システム
6.1 情報の組織化の課題
6.1.1 あいまいさ
6.1.2 不均一性
6.1.3 考え方の違い
6.1.4 社内の政治的関係
6.2 情報環境の組織化
6.3 情報の組織体系
6.3.1 正確な組織体系
6.3.2 あいまいな組織体系
6.4 組織構造
6.4.1 階層型:トップダウン型のアプローチ
6.4.2 データベース型モデル:ボトムアップアプローチ
6.4.3 ハイパーテキスト型
6.5 社会的分類
6.6 結合力のある組織化システムの作成
6.7 まとめ
7章 ラベリングシステム
7.1 なぜラベリングに注意を払う必要があるのか
7.2 さまざまなラベル
7.2.1 コンテキストリンクとしてのラベル
7.3 ヘッダとしてのラベル
7.4 ナビゲーションシステム中のラベル
7.4.1 インデックス用語としてのラベル
7.4.2 アイコンラベリング
7.5 ラベルの設計
7.5.1 一般的なガイドライン
7.5.2 ラベリングシステムの情報源
7.5.3 新しいラベリングシステムの作成
7.5.4 微調整
7.6 まとめ
8章 ナビゲーションシステム
8.1 ナビゲーションシステムのタイプ
8.2 あいまいな問題
8.3 ブラウザナビゲーション機能
8.4 場所を明確にする
8.5 柔軟性の向上
8.6 埋め込み型ナビゲーションシステム
8.6.1 グローバルナビゲーションシステム
8.6.2 ローカルナビゲーションシステム
8.6.3 コンテキストナビゲーション
8.6.4 埋め込み型ナビゲーションの実装
8.7 補足型ナビゲーションシステム
8.7.1 サイトマップ
8.7.2 サイトインデックス
8.7.3 ガイド
8.7.4 コンフィギュレータ
8.7.5 検索
8.8 高度なナビゲーションアプローチ
8.8.1 パーソナリゼーションとカスタマイゼーション
8.8.2 視覚化
8.8.3 ソーシャルナビゲーション
8.9 まとめ
9章 検索システム
9.1 サイトに検索は必要なのか
9.2 検索システムの解剖学
9.3 何をインデックスするかを選ぶ
9.3.1 検索領域の決定
9.3.2 インデックスを付けるコンテンツの要素を選択する
9.4 検索アルゴリズム
9.4.1 パターンマッチアルゴリズム
9.4.2 他のアプローチ
9.5 クエリービルダー
9.6 検索結果の表示
9.6.1 どのコンテンツ要素を表示するか
9.7 ドキュメントをいくつ表示するか
9.7.1 検索結果を一覧表示する
9.7.2 結果のグルーピング
9.7.3 検索結果を出力する
9.8 検索インターフェースの設計
9.8.1 ボックス
9.8.2 オートコンプリートとオートサジェスト
9.8.3 高度な検索
9.8.4 検索のやり直しのサポート
9.8.5 ユーザーがつまづいてしまった時
9.9 もっと知るためには
9.10 まとめ
10章 シソーラス・制限語彙・メタデータ
10.1 メタデータ
10.2 制限語彙
10.2.1 同義語の輪
10.2.2 典拠ファイル
10.2.3 分類体系
10.2.4 シソーラス
10.3 技術専門用語
10.4 作動中のシソーラス
10.5 シソーラスのタイプ
10.5.1 古典的シソーラス
10.5.2 インデクシングシソーラス
10.5.3 検索シソーラス
10.6 シソーラス標準
10.7 語義の関係
10.7.1 等価
10.7.2 階層性
10.7.3 連想
10.8 優先語
10.8.1 用語形
10.8.2 用語選択
10.8.3 用語の定義
10.8.4 用語の限定性
10.9 平行階層
10.10 ファセット分類
10.11 まとめ
III部 情報アーキテクチャの仕上げ
11章 調査
11.1 調査フレームワーク
11.2 コンテキスト
11.2.1 必要なものの入手
11.2.2 背景調査
11.2.3 導入のプレゼンテーション
11.2.4 調査ミーティング
11.2.5 ステークホルダーインタビュー
11.2.6 技術評価
11.3 コンテンツ
11.3.1 ヒューリスティック評価
11.3.2 コンテンツ分析
11.3.3 コンテンツマッピング
11.3.4 ベンチマーキング
11.4 ユーザー
11.4.1 利用統計
11.4.2 検索ログ分析
11.4.3 顧客サポートデータ
11.5 参加者定義とリクルーティング
11.5.1 サーベイ
11.5.2 コンテキスト調査
11.5.3 フォーカスグループ
11.6 ユーザー調査セッション
11.6.1 インタビュー
11.6.2 カードソーティング
11.6.3 ユーザーテスト
11.7 調査の擁護
11.7.1 調査抵抗勢力に打ち勝つ
11.8 まとめ
12章 戦略
12.1 情報アーキテクチャ戦略とは何か
12.2 批判される戦略
12.3 調査から戦略へ
12.4 戦略の発展
12.4.1 Think(考える)
12.4.2 Articulate(表現する)
12.4.3 Communicate(コミュニケートする)
12.4.4 Test(テストする)
12.5 作業成果物と成果物
12.5.1 メタファー探し
12.5.2 シナリオ
12.5.3 ケーススタディとストーリー
12.5.4 概念的ダイアグラム
12.5.5 サイトマップとワイヤーフレーム
12.6 戦略報告書
12.6.1 戦略報告書のサンプル
12.7 プロジェクト計画
12.8 プレゼンテーション
12.9 まとめ
13章 設計と文書化
13.1 情報アーキテクチャをダイアグラム化するためのガイドライン
13.2 視覚的に伝える
13.3 サイトマップ
13.3.1 高位レベルのアーキテクチャサイトマップ
13.3.2 サイトマップを深く掘り下げる
13.3.3 サイトマップはシンプルに
13.3.4 詳細なサイトマップ
13.3.5 サイトマップの組織化
13.4 ワイヤーフレーム
13.4.1 ワイヤーフレームのタイプ
13.4.2 ワイヤーフレームガイドライン
13.5 コンテンツマッピングとインベントリ
13.6 コンテンツモデル
13.6.1 なぜ問題なのか
13.6.2 コンテンツモデルの例
13.6.3 価値のあるプロセス
13.7 制限語彙
13.8 設計における協業
13.8.1 デザインスケッチ
13.8.2 インタラクティブなプロトタイプ
13.8.3 POPアーキテクチャ
13.9 すべてをまとめる:情報アーキテクチャスタイルガイド
13.9.1 「なぜ」への対応
13.9.2 「どのように」への対応
13.10 まとめ
14章 おわりに
14.1 情報アーキテクチャの物語をまとめる
14.2 学習したことのまとめ
14.3 今度はあなたの番です
付録A 資料
A.1 書籍
A.2 専門組織
索引