技術士の試験に合格するためには、「問題を解くための技術力」、そして、「答案作成力」が必要です。
この「答案作成力」を身につけるために、技術士(第二次試験)の受験対策書によくある、「答案に何を書くか」という観点ではなく、本書は「解答をどのように考え、それをどのように答案用紙に書くか」という観点で解説しています。
本書では、試験問題を読み、解答を考え、解答を答案用紙に書くまでの流れを5つのステップで示した「5つの手順」をベースに解説しています。この手順をマスターすれば、試験官に解答が明確に伝わる答案(わかりやすい答案)を書くことができます。
この「5つの手順」の肝となるのが、本書で紹介する「要点法(要点とその説明を考える)」です。要点法を使って答案を作成するためのヒントとして、建設部門で実際に出題された問題(平成25〜28年まで)を選択科目別・分野別に整理した一覧を掲載していますので、学習しやすい構成になっています。
https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274220449/
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受験ガイダンス
1章 答案の書き方の基本を学ぼう
2章 5つの手順を使った答案の書き方
3章 解答すべきことの要点(解答の要点)を考える
4章 手順2から手順5の考え方を使った業務内容の詳細の書き方
5章 手順3と手順4を日常業務の中で使ってみよう
受験ガイダンス
1章 答案の書き方の基本を学ぼう
1.1 答案をわかりやすく書くこと
1.2 答案の書き方の基本事項
1.3 わかりやすい文を書く
2章 5つの手順を使った答案の書き方
2.1 要点法について
2.2 5つの手順について
2.3 答案の概略を作成する
2.4 5つの手順を使って答案を書いてみよう
3章 解答すべきことの要点(解答の要点)を考える
3.1 解答の要点を考えてみよう
3.2 各選択科目の問題
土質及び基礎
鋼構造及びコンクリート(Aグループ・鋼構造)
鋼構造及びコンクリート(Bグループ・コンクリート)
都市及び地方計画
河川、砂防及び海岸・海洋
港湾及び空港
電力土木
道路
鉄道
トンネル
施工計画、施工設備及び積算
建設環境
4章 手順2から手順5の考え方を使った業務内容の詳細の書き方
4.1 業務内容の詳細
4.2 業務内容の詳細を書いてみよう
5章 手順3と手順4を日常業務の中で使ってみよう
5.1 手順3と手順4に慣れよう
5.2 手順3と手順4の日常業務の中での使い方
おわりに