本書はデータ可視化データフローを最初から終わりまでカバーします。生データを取得して、効率よく整理、分析を行い効果的な可視化を実現するには、さまざまなツールとテクニックが必要です。本書では場面によってPythonとJavaScriptを使い分け、それぞれの言語の強みを最大限利用します。具体的にはPythonのBeautifulSoupとScrapyでデータを取得、pandas, matplotlib, Numpyでデータ処理を行い、PythonのFlaskフレームワークを使ってデータを配信、D3.jsを使ってインタラクティブなWeb可視化を実現します。サンプル豊富な実践的な一冊です。
https://www.ohmsha.co.jp/book/9784873118086/
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まえがき
はじめに
1章 開発環境の準備
1.1 本書で扱うコード
1.2 Python
1.2.1 Anaconda
1.2.2 Anacondaインストールの確認
1.2.3 追加ライブラリのインストール
1.2.4 仮想環境
1.3 JavaScript
1.3.1 CDN
1.3.2 ローカルへのライブラリのインストール
1.4 データベース
1.4.1 MongoDBのインストール
1.5 統合開発環境
1.6 まとめ
第I部 基本的なツールキット
2章 PythonとJavaScript間の言語学習の橋渡し
2.1 類似点と相違点
2.2 コードと対話する
2.2.1 Python
2.2.2 JavaScript
2.3 基本的な橋渡し作業
2.3.1 スタイルガイドPEP 8とuse strict
2.3.2 キャメルケースとアンダースコアの違い
2.3.3 モジュールのインポート、スクリプトのインクルード
2.3.4 名前空間の汚染を防ぐ
2.3.5 「Hello World!」の出力
2.3.6 簡単なデータ処理
2.3.7 文字列の作成
2.3.8 重要な空白と中括弧の違い
2.3.9 コメントとdocstring
2.3.10 変数の宣言var
2.3.11 文字列と数値
2.3.12 ブール値
2.3.13 データコンテナ:ディクショナリ(辞書)、オブジェクト、リスト、配列
2.3.14 関数
2.3.15 反復処理:forループと関数型の代替手法
2.3.16 条件分岐:if、else、elif、switch
2.3.17 ファイル入出力
2.3.18 クラスとプロトタイプ
2.4 実際の相違点
2.4.1 メソッドチェーン
2.4.2 リストの列挙
2.4.3 タプルの展開
2.4.4 コレクション
2.4.5 Underscore
2.4.6 関数型配列メソッドとリスト内包表記
2.4.7 Pythonのラムダ式とmap、reduce、filter
2.4.8 JavaScriptのクロージャとモジュールパターン
2.4.9 thisとthat
2.5 チートシート
2.6 まとめ
3章 Pythonにおけるデータの読み書き
3.1 ゆっくり行う
3.2 データの受け渡し
3.3 システムファイル
3.4 CSV、TSV、行/列データ形式
3.5 JSON
3.5.1 日付と時刻
3.6 SQL
3.6.1 データベースエンジンの作成
3.6.2 データベーステーブルの定義
3.6.3 セッションを使ったインスタンスの追加
3.6.4 データベースのクエリ
3.6.5 datasetを使った簡単なSQL
3.7 MongoDB
3.8 日付、時刻、複合データ
3.9 まとめ
4章 Web開発の基本
4.1 全体像
4.2 シングルページアプリケーション
4.3 ツールの準備
4.3.1 IDE、フレームワーク、ツールの神話
4.3.2 テキスト編集の主力ツール
4.3.3 開発ツールを備えたブラウザ
4.3.4 ターミナルとコマンドプロンプト
4.4 Webページの作成
4.4.1 HTTPを使ったページの配信
4.4.2 DOM
4.4.3 HTMLスケルトン
4.4.4 コンテンツのマークアップ
4.4.5 CSS
4.4.6 JavaScript
4.4.7 データ
4.5 Chromeのデベロッパーツール
4.5.1 Elementsタブ
4.5.2 Sourcesタブ
4.5.3 その他のツール
4.6 プレースホルダを含む基本的なページ
4.6.1 プレースホルダにコンテンツを埋める
4.7 SVG
4.7.1