生活科学を学ぶうえで必要とされるのは、“モノ”中心の考え方だけでなく、“生活のあり方そのもの”を原点に据えたトータルな視点です。
これを実践すべく本書は、生活者と生活そのものを見つめ直し、衣食住などの身近な問題から、それらを取り巻く環境、人類の福祉といったグローバルな問題まで広く概説しました。
各節(全16章64節)をすべて見開きページにレイアウト。
使いやすく理解しやすいフレキシブルな教科書です。
生活系、看護医療系学校のテキストとしておすすめ。
https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274050510/
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1章 生活科学とは
2章 暮らしと科学
3章 人間発達と社会生活
4章 家族と家庭生活
5章 暮らしと技術
6章 暮らしと環境
7章 暮らしの様式
8章 暮らしと消費
9章 暮らしと法律
10章 暮らしと健康
11章 暮らしと住まい
12章 暮らしと福祉
13章 暮らしと高齢者
14章 暮らしと文化
15章 生活科学の展開 I
16章 生活科学の展開 II
まとめ 生活科学の展望
1章 生活科学とは
1. 生活科学の概念
2. 生活科学の歴史
3. 家政学の歴史
4. 家政学から生活科学への流れ
2章 暮らしと科学
5. 科学発展の意味
6. 現代科学とその特性
7. 生活科学の視座
8. 生活科学と専門職
3章 人間発達と社会生活
9. 人間発達の過去と現在
10. 心身の成長発達過程
11. 現代社会における発達上の諸問題
12. 人間発達とこれからの教育
4章 家族と家庭生活
13. 現代社会と家族
14. 家族をめぐる諸問題
15. 生活の枠組み
16. 家庭生活の維持・管理
5章 暮らしと技術
17. 機械化と省力化
18. 情報化社会とコミュニケーション
19. 家庭生活と労働
20. ハンディキャップトと生活機器
6章 暮らしと環境
21. 自然環境と暮らし
22. 暮らしと環境問題
23. 人の生理機能
24. 生活環境の調整
7章 暮らしの様式
25. 生活様式の変化
26. 衣生活の様式
27. 食の生活様式
28. 住の生活様式
8章 暮らしと消費
29. 社会構造,生活様式の変化と消費形態の変化
30. 衣生活と消費
31. 食生活と消費
32. 暮らしと消費者教育
9章 暮らしと法律
33. 消費者保護と法律
34. 食生活の安全と法律
35. 住生活の安全と法律
36. 訪問取引と法律
10章 暮らしと健康
37. 健康な生活
38. 食物と栄養
39. 食生活の変化と健康上の問題
40. 健康とスポーツ
11章 暮らしと住まい
41. 住宅の公共性
42. 住まいと安全な暮らし
43. 住宅の水準と暮らし
44. ライフスタイル,ライフステージと住まい
12章 暮らしと福祉
45. 現代社会と福祉問題
46. 社会福祉のしくみ
47. 社会福祉の援助
48. これからの社会福祉
13章 暮らしと高齢者
49. 長寿と栄養
50. 高齢者の生活習慣病対策
51. 老人と介護
52. 高齢社会の住まい
14章 暮らしと文化
53. 人類生活史
54. 暮らしと階級分化
55. 21世紀の生活像
56. 生活文化の継承と創造
15章 生活科学の展開 I
57. 在宅生活支援のための住居改善の実践的研究活動
58. マンション問題解決のための諸研究活動
59. たすけあいのための地域ネットワーキング
60. 育児不安と育児ネットワーク
16章 生活科学の展開 II
61. 生活主体者を支える地域の福祉力
62. 外国における生活問題への取組みの例
63. 持続可能な人類発展のために
64. 学校における生活科学教育の課題
まとめ 生活科学の展望
付録
用語解説
引用文献/参考文献
索引