優れたプログラマーになるために、日々の習慣、学習、他者との関係などについて述べた書籍です。「できるだけ良いコードを書く方法」、「プログラミングを練習する重要性」、「日常の振る舞いと習慣」、「コードを確実にリリースする方法」、「他の人と一緒に作業するコツ」という5部構成で、情熱をもってプログラミングを続けていくためのノウハウをまとめています。プログラマなら自身の経験に照らし合わせても納得する話がたくさん出てくるはずです。
https://www.ohmsha.co.jp/book/9784873118208/
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はじめに
1章 コードを気にかける
コードへの正しい取り組み方と態度を身に付ける
第I部 you.write(code)
2章 見かけのよい状態を維持する
コードの表現:レイアウトと名前付け
3章 少ないコードを書く
不必要なコードを書かない
4章 取り除くことでコードを改善する
死んでいるコードを見つけて取り除く
5章 コードベースの過去の幽霊
過去に書いたコードから学ぶ
6章 航路を航行する
なじみのないコードへの取り組み方
7章 汚物の中で転げ回る
不快でひどいコードを取り扱う
8章 そのエラーを無視するな!
エラー処理に対する健全な態度
9章 予期せぬことを予期する
あらゆる可能性を考慮して、頑強なコードを書く
10章 バグ狩り
バグを見つけて修正する
11章 テストの時代
開発者テスト:単体テスト、インテグレーションテスト、システムテスト
12章 複雑さに対処する
不必要な複雑さを避けるために、コードをうまく設計する
13章 二つのシステムの物語
優れた設計とひどい設計の顛末
第II部 練習することで完璧になる 137
14章 ソフトウェア開発とは
ソフトウェア開発とは何か
15章 規則に従って競技する
開発チームの役割を明確にする規則を作る
16章 単純に保つ
ソフトウェアの簡潔性を追い求める
17章 頭を使いなさい
プログラマは頭を使うことができるし、そうするべきである
18章 変わらないものはない
コードは不可侵ではなく変化する
19章 コードを再利用するケース
コードを再利用するための健全な方法
20章 効果的なバージョンコントロール
バージョンコントロールをうまく使う
21章 ゴールポストを抜ける
QAチームと協業する
22章 凍結されたコードの数奇な人生
コード凍結とは何か。そもそも必要か
23章 プリーズ・リリース・ミー
ソフトウェアリリースを作成する
第III部 個人的なこと
24章 学びを愛して生きる
効果的な学び方
25章 試験に基づく開発者
プログラミングと自動車運転の類似:どのように学び、どのように試験に合格するか
26章 チャレンジを楽しむ
モチベーションを維持し、スキルを高く維持するための課題の見つけ方
27章 停滞を避ける
プログラミングスキルの陳腐化を防ぐ
28章 倫理的なプログラマ
開発者人生における倫理的な問題
29章 言語への愛
多くのプログラミング言語を学び、使っている言語を愛する
30章 プログラマの姿勢
プログラマの健康の改善:姿勢、目の疲労、元気の維持
第IV部 成し遂げる
31章 一生懸命ではなく、賢く
効果的に働く:不要な作業を回避して、問題を解決する
32章 完了したときが完了
プログラミングのタスクを明確にし、終わったときを正確に把握する
33章 今度こそ分かった……
視野を狭くしない:問題を解決する最善な方法を見つける
第V部 人々の営み
34章 人々の力
優れたプログラマと一緒に働く。チームでうまく働く方法
35章 原因は思考
説明責任:自分自身と自らの働きを向上させる
36章 遠慮なく話す
ソフトウェア開発者にとってのコミュニケーションスキル
37章 多くのマニフェスト
ソフトウェアのマニフェストとは何か。なぜ必要か
38章 コードへの叙情歌
間違ったソフトウェア管理の教訓
結び
訳者あとがき
索引