機械工学分野における重要な公式をすぐに参照・実用できる参考書です。
■全体の構成
機械工学を分野・テーマごと、「3編」「全10章」に分けています。
■各節の特徴
各節は、見開き2頁でコンパクトにまとめられており、そのテーマの[Point!」、「重要な公式」、「公式を使って例題を解いてみよう!」の3つで構成されています。
○「Point!」では、そのテーマにおける重要な定義や注意すべき点などを挙げています。
○「重要な公式」では、そのテーマにおいて、特に重要な公式を厳選して掲載しいます。 また、その公式を理解するために必要な図や表なども多数掲載しています。
○「公式を使って例題を解いてみよう!」では、「重要な公式」で挙げられている公式を使って実際に問題を解いて学習することで、より理解を深めることができます。
その他、用語から検索する「索引」だけでなく、計算することで何を求めたいかから検索する「目的別索引」も付いています。
知りたい・学びたい公式を探しやすく、各節2頁構成の読み進めやすい、実務者必携の1冊です。
また、重要な公式だけを集めているため、機械工学を学ぶ学生の方にもおススメです。
https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274222054/
正誤表やDLデータ等がある場合はこちらに掲載しています
I編 力学の基礎・計測
1章 工業力学
2章 機械力学
3章 計測
II編 材料の強さ・加工
4章 材料力学
5章 要素設計
6章 機械工作法
III編 流体工学・熱工学
7章 流体力学
8章 流体機械
9章 熱力学
10章 熱機関
付録
I編 力学の基礎・計測
1章 工業力学
1-1 力の合成
1-2 モーメント
1-3 力のつり合い
1-4 重心と図心
1-5 トラスの解法
1-6 力と運動
1-7 運動量保存の法則と衝突
1-8 運動量と力積
1-9 仕事・動力・エネルギー
1-10 滑り摩擦
1-11 円運動
1-12 向心力と遠心力
1-13 慣性モーメント
1-14 トルクと回転運動
1-15 回転運動の仕事・動力・エネルギー
1-16 ころがり摩擦
1-17 往復スライダクランク機構
1-18 輪軸と滑車
2章 機械力学
2-1 単振動(調和振動)
2-2 単振り子
2-3 ばね振り子
2-4 ねじり振り子
2-5 振動の減衰と共振
3章 計測
3-1 三針法による有効径の測定
3-2 またぎ歯厚の測定
3-3 液柱圧力計(マノメータ)
3-4 流量測定(1)オリフィス・ベンチュリ計
3-5 流量測定(2)ピトー管
II編 材料の強さ・加工
4章 材料力学
4-1 垂直応力とせん断応力
4-2 ひずみとポアソン比
4-3 弾性係数と弾性エネルギー
4-4 応力集中
4-5 熱応力
4-6 許容応力と安全率
4-7 内圧を受ける薄肉円筒
4-8 内圧を受ける厚肉円筒
4-9 衝撃荷重
4-10 はりの支点の反力
4-11 はりのせん断力と曲げモーメント
4-12 片持ばり(1)集中荷重を受ける場合
4-13 片持ばり(2)等分布荷重を受ける場合
4-14 両端支持ばり(1)集中荷重を受ける場合
4-15 両端支持ばり(2)等分布荷重を受ける場合
4-16 数個の荷重を受けるはり
4-17 断面二次モーメントと断面係数
4-18 曲げ応力
4-19 はりのたわみ
4-20 平等強さのはり
4-21 座屈
4-22 ねじり
4-23 組合せ(複合)応力(1)
4-24 組合せ応力(2)
4-25 組合せ応力(3)
5章 要素設計
5-1 リベット継手
5-2 リベット継手の効率
5-3 溶接継手
5-4 ねじのはめ合い部の長さと面圧力
5-5 ボルトの径
5-6 コイルばね
5-7 平板ばね
5-8 重ね板ばね
5-9 圧力容器
5-10 軸の径(1)曲げを受ける場合
5-11 軸の径(2)ねじりを受ける場合
5-12 軸の径(3)曲げとねじりを同時に受ける場合
5-13 伝動軸の径
5-14 ラジアル端ジャーナルの設計
5-15 ラジアル中間ジャーナルの設計
5-16 摩擦熱による軸受の大きさ
5-17 スラストジャーナルの設計
5-18 ころがり玉軸受の寿命
5-19 摩擦クラッチ
5-20 つめ車
5-21 単ブロックブレーキ
5-22 バンド(帯)ブレーキ
5-23 ベルト(1)速比・長さ・巻掛け中心角
5-24 ベルト(2)張力
5-25 ローラチェーンのリンク数と伝達動力
5-26 モジュールとピッチ
5-27 標準平歯車の寸法
5-28 ルイスの式と回転力・伝達動力
5-29 歯面強さと回転力
5-30 はすば歯車の相当歯数と強さ
5-31 かさ歯車の相当歯数と寸法
5-32 歯車列の速度比
5-33 遊星歯車装置
5-34 差動歯車装置
6章 機械工作法
6-1 アンダカットの限界歯数
6-2 切削速度と回転数
6-3 鋳物砂の通気度
6-4 鋳型に及ぼす湯の圧力
6-5 ブランクの大きさ
6-6 絞り加工
6-7 打抜き
III編 流体工学・熱工学
7章 流体力学
7-1 水圧機の原理
7-2 壁面に働く圧力
7-3 連続の法則とレイノルズ数
7-4 ベルヌーイの定理とトリチェリの定理
7-5 管内流れの損失
7-6 噴流が物体に及ぼす力
8章 流体機械
8-1 水車の特性
8-2 ペルトン水車
8-3 フランシス水車
8-4 ポンプの出力と効率
8-5 渦巻ポンプ
8-6 油圧ピストン
9章 熱力学
9-1 熱量・仕事・内部エネルギー
9-2 p-V線図とエンタルピー
9-3 理想気体の状態式
9-4 理想気体の状態変化(1)定容・定圧
9-5 理想気体の状態変化(2)等温・断熱
9-6 ポリトロープ変化
10章 熱機関
10-1 熱力学の第二法則(1)
10-2 熱力学の第二法則(2)
10-3 蒸気サイクル(1)
10-4 蒸気サイクル(2)
10-5 蒸気の流れの基礎式
10-6 伝熱と熱交換器
10-7 燃焼
10-8 ボイラの性能
10-9 蒸気タービンの性能
10-10 内燃機関(1)圧縮比とサイクル
10-11 内燃機関(2)出力と効率
付録