2007年10月に発行した「現場で役立つ 環境分析の基礎」の改訂版。
環境試料分析の基礎として、とくに重要な環境水と土壌を取り上げ、試料の前処理からICP発光分析法などの各種分析法と分析機器の解説、また、分析値の扱い方、さらにその背景にある関連法令について言及するなど、現場実務者や分析化学を専攻する学生にとって、その知見を広める内容となっています。
今回の改訂においては、発行後10年が経過したことから、環境分析に関する規格の更新、またこの間、開発された新たな分析機器及びその分析操作手法に対応する等、内容を一部刷新し発行するものです。
https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274222702/
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1章 環境分析の必要性
2章 環境試料の前処理法
3章 原子吸光分析法
4章 ICP発光分析法
5章 ICP質量分析法
6章 分析値の信頼性
7章 分析の信頼性
8章 環境分析の問題点と今後の動向
1章 環境分析の必要性
2章 環境試料の前処理法
2-1 環境水の前処理法
2-2 土壌の前処理法
3章 原子吸光分析法
3-1 はじめに
3-2 原子吸光分析装置の基礎知識
3-3 定量方法
3-4 フレーム原子吸光分析の留意点
3-5 電気加熱原子吸光分析の留意点
3-6 水素化物発生 −原子吸光分析
3-7 水試料への適用
3-8 土壌試料への適用
4章 ICP発光分析法
4-1 はじめに
4-2 ICP発光分光分析法の原理
4-3 水試料への適用
4-4 土壌試料への適用
5章 ICP質量分析法
5-1 ICP質量分析法の原理
5-2 水試料への適用
5-3 土壌試料への適用
6章 分析値の信頼性
6-1 信頼性に関する用語
6-2 有効数字と数値の丸め方
6-3 検量線
6-4 不確かさ
6-5 化学分析における不確かさと関連規格
6-6 検量線により求めた濃度の不確かさ
6-7 不確かさの評価例
7章 分析の信頼性
7-1 分析の信頼性の必要性
7-2 分析技術者の技能
7-3 技能試験
7-4 技能試験における評価方法
7-5 試験所認定制度
8章 環境分析の問題点と今後の動向
8-1 環境分析の現状と問題点
8-2 環境分析の今後