よくわかる環境科学 地球と身のまわりの環境を考える

環境科学の基礎について平易に解説した入門書!

このような方におすすめ

・環境科学を学ぶ大学生
・社会科学系や人文科学系の学部生
・環境問題に興味のある高校生、大学生
  • 著者鈴木 孝弘 著
  • 定価2,640 (本体2,400 円+税)
  • A5 216頁 2019/01発行
  • ISBN978-4-274-22320-4
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本書は、地球温暖化、森林破壊と生物多様性、廃棄物処理など、身のまわりの環境に関連する環境科学の基礎知識を取り上げ、現代の環境問題が発生するまでのメカニズムや現状の環境問題、およびそれらの対策等の考え方をやさしく平易にまとめた教科書です。

環境問題のなかでも将来世代に影響を及ぼす主要な問題について、図表を豊富に盛り込み、はじめて環境科学を学ぶ学生や科学を専門としない学生にもわかりやすく、伝わりやすい内容となっています。考察型の演習問題を各章末に掲載することで、本書からさまざまな分野へ興味を広げながら、学習を進めることができるようにしています。

https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274223204/
1章 環境と持続可能性
2章 地球環境問題
3章 地球温暖化
4章 低炭素社会の構築
5章 水と人間活動
6章 生物多様性の保全
7章 化学物質と環境
8章 公害防止と環境保全
9章 大気汚染と都市の環境問題
10章 循環型社会の構築

本書に関連するおもな用語解説
演習問題の略解・解説
参考文献
索引
1章 環境と持続可能性
1.1 人口増加と環境
1.2 有限な地球
1.3 エコロジカル・フットプリント
1.4 持続可能性
第1章のポイントと演習問題

2章 地球環境問題
2.1 さまざまな地球環境問題
2.2 地球温暖化
2.3 酸性雨
2.4 オゾン層の破壊
2.5 海洋汚染
2.6 森林破壊と砂漠化
2.7 地球環境問題への取り組み
第2章のポイントと演習問題

3章 地球温暖化
3.1 温暖化のメカニズム
3.2 CO2の温室効果
3.3 CO2の発生と吸収
3.3 地球温暖化の影響
第3章のポイントと演習問題

4章 低炭素社会の構築
4.1 温暖化を緩和する取組み
4.2 経済原理によるCO2削減
4.3 温暖化対策技術
第4章のポイントと演習問題

5章 水と人間活動
5.1 地球上の水
5.2 生活の中の水
5.2 水の汚染
5.3 湿原・干潟の保全
5.4 自然と共存する河川の治水対策
第5章のポイントと演習問題

6章 生物多様性の保全
6.1 世界の森林減少
6.2 森林破壊の影響
6.3 森林の保全
6.4 生態系と生物多様性
6.5 日本の生物多様性の現状
第6章のポイントと演習問題

7章 化学物質と環境
7.1 環境中の化学物質
7.2 生物濃縮
7.3 有害な化学物質
7.4 化学物質過敏症
7.5 土壌汚染
7.6 マイクロプラスチック
7.7 化学物質の管理
第7章のポイントと演習問題

8章 公害防止と環境保全
8.1 日本の公害
8.2 新しい公害・環境問題
8.3 環境法
8.4 環境アセスメント制度
第8章のポイントと演習問題

9章 大気汚染と都市の環境問題
9.1 環境基準の達成状況
9.2 微小粒子状物質
9.3 光化学スモッグ
9.4 ヒートアイランド
第9章のポイントと演習問題

10章 循環型社会の構築
10.1 1年間の物質フロー
10.2 日本の廃棄物処理の現状
10.3 廃棄物の新しい焼却処理技術
10.4 循環型社会の法体系
10.5 広がるリサイクル
10.6 新たな廃棄物処理の取り組み
第10章のポイントと演習問題

本書に関連するおもな用語解説
演習問題の略解・解説
参考文献
索引