社寺の構造法は木造を基本とするわが国の建築の根源をささえる技術である。今日,木造建築の古い構造法は時代を反映して忘れ去られている側面も多く,技術を後の世代へ伝え残す仕事は貴重で急務でもある。本書は,木造の技術に造詣の深い著者が日本建築に関する学問的な成果を参照して,資料・設計法・工作法を整理・集録したものである。設計者,大工職の技術参考書に好適。
https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274050466/
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第1編 神社建築
(社殿の成立 社殿の様式 社殿様式図例 社殿の詳細図例 他)
第2編 社寺各部構造詳細
(基壇・基礎 縁廻り 入母屋破風 唐破風 縋破風 懸魚 他)
第3編 社寺設計図例
(社寺の設計 本堂 新築本堂設計図例 経堂 三間拝殿 他)
第4編 仏寺建築様式参考図例
(仏教建築の歴史と様式 飛鳥時代の仏寺建築 他)
第5編 仏寺本堂荘厳参考例
(天台宗 臨済宗 真言宗 日蓮宗 曹洞宗 浄土宗 真宗)