正しく怖がるフィッシング詐欺

皆さんの普段の「よく分からないメール」「怖いメール」に、どう対応・対策すればいいか、全てお知らせします

このような方におすすめ

●このような方におすすめ
想定する読者は、日々インターネットで電子メール・ネットショッピング・インターネットバンキングなどを利用しており、「便利ではあるものの、ネット詐欺などのセキュリティが気になる」という現在の日本の多くのネットユーザです。
  • 著者大角 祐介 著
  • 定価2,420 (本体2,200 円+税)
  • A5 232頁 2021/10発行
  • ISBN978-4-274-22767-7
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  • 概要
  • 主要目次
  • 詳細目次

<フィッシング先は、IPA情報セキュリティ10大脅威 2022年、2023年の「1位」です。気を付けましょう。>

皆さんがふだん受け取る「よく分からないメール」「怖いメール」はフィッシング詐欺への入り口です。このようなメールには、どう対応すれば良いのでしょうか。

フィッシング詐欺は、オレオレ詐欺と同様に、誰でも被害者となる可能性があります。うっかりはもちろん、慎重な行動を取ったつもりでも被害者となりえます。本書は、フィッシング詐欺に対しての基礎知識と、その対策方法を身に付けていただくことを目的としています。

みなさんがふだん使っているインターネット・電子メール・SMSがどれほど危険なものかを理解し、実際のフィッシング詐欺の事例とともに、サイバー犯罪を警戒する心を育てる書籍です。

https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274227677/
第1章 フィッシング詐欺とは
第2章 A君の例
第3章 インターネットの基礎知識
第4章 フィッシングメール
第5章 フィッシングSMS
第6章 フィッシングサイト
第7章 フィッシングサイトの「見分け方」?
第8章 自分の身の守り方
第9章 セキュリティとサイバー犯罪
付録1 参考情報
付録2 終わりに フィッシング行為を見つけたら 〜通報のしかた
第1章 フィッシング詐欺とは
1.1 偽のメールと偽のWebサイト
1.2 増え続けるフィッシング詐欺
1.3 フィッシング詐欺の被害金額
1.4 フィッシング詐欺とオレオレ詐欺

第2章 A君の例
2.1 A君のスマートフォンに来たメール
2.2 慌てたA君の取った行動
2.3 A君の被害
2.4 何が起きたのか?

第3章 インターネットの基礎知識
3.1 Web サイト(ホームページ)
3.2 ログインとID・パスワード
3.3 ドメイン、URL、IP アドレス
3.4 メールのしくみ
3.5 SMS(ショートメール)のしくみ
3.6 ID とパスワード

第4章 フィッシングメール
4.1 こんなメールがやってくる
4.2 心理的なだましのテクニック

第5章 フィッシングSMS
5.1 こんなSMSがやってくる
5.2 本物っぽく見せるワザ
5.3 やっぱり慌てさせるのがまず目的
5.4 SMSを送るマルウェア

第6章 フィッシングサイト
6.1 本物っぽく見せるワザ
6.2 リダイレクト
6.3 フィッシングサイトを作る場所とドメイン
6.4 2要素認証の突破
6.5 フィッシングサイトを隠す手口 ―クローキング

第7章 フィッシングサイトの「見分け方」?
7.1 フィッシングサイトの見た目では見分けられない
7.2 httpsの鍵マークでは見分けられない
7.3 メールの差出人では見分けられない
7.4 メール/ SMS の文面では見分けられない
7.5 ドメインでは見分けられない
7.6 有名なドメインでは見分けられない:Google フォーム
7.7 2要素認証でもフィッシングサイトでは被害を受ける
7.8 あなたが詐欺の加害者になる?

第8章 自分の身の守り方
8.1 大原則:フィッシングサイトを見分けようとしない
8.2 ブックマークと公式アプリ:ふだんの生活から準備しておく
8.3 詐欺事例の最新ニュースをチェック
8.4 詐欺への究極の対策は、「疑う」

第9章 セキュリティとサイバー犯罪
9.1 不正アクセス禁止法
9.2 電子計算機使用詐欺(刑法)
9.3 犯人逮捕の難しさ
9.4 国際法とTallinn Manual(タリン・マニュアル)

付録1 参考情報
付録2 終わりに フィッシング行為を見つけたら 〜通報のしかた

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