無線・移動通信工学の基礎

無線通信工学、移動通信工学を基本から図解で解説したわかりやすい教科書

このような方におすすめ

・電気・電子・情報通信学科の学部2〜4年生 
・電気・電子・情報通信系専攻の大学院生
  • 著者大塚 裕幸 著
  • 定価2,970 (本体2,700 円+税)
  • A5 176頁 2023/04発行
  • ISBN978-4-274-23035-6
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電気・電子・情報通信系学科の選択・専門科目「無線通信工学」「移動通信工学」の学部生向けの教科書です。

通信工学の基礎科目の履修を前提として、これに接続する内容として、無線通信で用いる電波の性質、送信電力、通信路の伝搬損失、アンテナ特性、受信電力の基本や、ディジタル信号の無線信号への変換・変調などについてわかりやすく解説しています。

https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274230356/
1章 0,1のディジタル信号を無線通信で伝送する方法とは
2章 電波のエネルギーはどのように表現すればよいか
3章 電波が距離の2乗に反比例して減衰するのはなぜか
4章 電波の受信電力が刻々変化すのはなぜか
5章 移動通信はセルラーとも呼ばれる,その理由は
6章 基地局が多数のユーザ端末と通信できるのはなぜか
7章 双方向通信でデータが衝突しない理由は
8章 複数アンテナの利用ですべてが変わる
9章 ネットワーク技術とは
10章 無線信号は光ファイバで伝送できるか
1章 0,1のディジタル信号を無線通信で伝送する方法とは
 1-1 電波法
 1-2 電波の周波数,波長,及び速度
 1-3 波形整形とフィルタ
 1-4 雑音と歪
 1-5 アナログ変調
 1-6 ディジタル変調
 演習問題

2章 電波のエネルギーはどのように表現すればよいか
 2-1 電場と磁場
 2-2 ポインティングベクトル
 2-3 マクスウェルの方程式
 2-4 マクスウェルの方程式と電磁波のエネルギーの関係
 演習問題

3章 電波が距離の2乗に反比例して減衰するのはなぜか
 3-1 アンテナの放射特性
 3-2 フリスの伝達公式
 3-3 アンテナの基本性能
 演習問題

4章 電波の受信電力が刻々変化すのはなぜか
 4-1 固定通信,放送におけるフェージング
 4-2 移動通信におけるフェージング
 演習問題

5章 移動通信はセルラーとも呼ばれる,その理由は
 5-1 セル方式と位置登録
 5-2 つながる仕組み
 5-3 ハンドオーバー
 演習問題

6章 基地局が多数のユーザ端末と通信できるのはなぜか
 6-1 多重化と多重分離
 6-2 OFDM
 6-3 多元接続
 演習問題

7章 双方向通信でデータが衝突しない理由は
 7-1 FDD
 7-2 TDD
 7-3 全二重無線通信
 演習問題

8章 複数アンテナの利用ですべてが変わる
 8-1 受信アンテナダイバーシチ
 8-2 送信アンテナダイバーシチ
 8-3 MIMO空間多重
 8-4 ビームフォーミング
 8-5 送信パラメータの設定
 演習問題

9章 ネットワーク技術とは
 9-1 ヘテロジーニアスネットワーク
 9-2 リレー通信
 9-3 基地局連携技術
 演習問題

10章 無線信号は光ファイバで伝送できるか
 10-1 光ファイバ通信の基本
 10-2 無線信号の光ファイバ伝送
 演習問題

参考文献
索引