JISにもとづく 機械製作図集(第8版)

説得力をもった図面を描くための指導書。 最新JIS B 0001:2019[機械製図]に準拠。ロングセラーの改訂版。

このような方におすすめ

機械系の学生、若手機械設計技術者。
機械系教育機関での教科書・参考書、工業系企業での若手技術者の実務研修としての採用。
  • 著者大西 清 著
  • 定価2,420 (本体2,200 円+税)
  • B5 168頁 2023/08発行
  • ISBN978-4-274-23087-5
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正しくすぐれた図面は、生産現場において、すぐれた指導性を発揮します。

本書は、初版1975年発行以来、この図面がもつ本来の役割を踏まえ、機械製図の演習に最適な「製作図例」を厳選し、すぐれた図面の描き方を解説しています。

第8版では、令和元年5月改正のJIS B 0001:2019[機械製図]規格に対応するため、内容の整合・見直しを行い、さらに「製図とポンチ絵」「3D CAD/RP を活用した設計手法」を増補して、機械系の学生、若手技術者のみなさんの要求に応える改訂版です。

※日本産業規格(JIS:Japanese Industrial Standards)2019年7月1日施行

https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274230875/
CHAPTER 0 製図とポンチ絵
CHAPTER 1 JIS機械製図規格について
CHAPTER 2 線・文字・記号および用器画
CHAPTER 3 製図の練習
CHAPTER 4 機械製作図集
CHAPTER 5 製図者に必要なJIS規格表

APPENDIX A 3D CAD/RPを活用した設計手法
APPENDIX B CAD機械製図について
CHAPTER 0 製図とポンチ絵
 1. 製図とは
 2. 図面と製図のもつ意味
 3. 文化としての手描き図面
 4. 構想設計のプロセス
 5. ポンチ絵の有用性
 6. 手描きと3次元CAD
 7. むすび

CHAPTER 1 JIS機械製図規格について
 1. 工業図面について
  1.1 図面と製図
  1.2 図面の一義性
  1.3 図面の構成要素
 2. JISにおける機械関係の製図規格
 3. 図面の大きさおよび様式
  3.1 図面の大きさ
  3.2 図面の様式
  3.3 表題欄
  3.4 中心マークおよび比較目盛
 4. 尺度
 5. 線
  5.1 線の種類
  5.2 線の太さ
  5.3 線の種類による用途
 6. 文字
  6.1 文字の種類
  6.2 文字の大きさ
 7. 投影法
  7.1 投影図の名称
  7.2 投影法
  7.3 投影法の記号
  7.4 矢示法
 8. 図形の表し方
  8.1 投影図の表し方
  8.2 断面図
  8.3 図形の省略
 9. 寸法記入方法
  9.1 図面に記入する寸法
  9.2 寸法記入の一般形式
  9.3 寸法補助記号
  9.4 穴の表し方
  9.5 円弧および曲線の寸法記入法
  9.6 こう配およびテーパの表し方
  9.7 キー溝の表し方
  9.8 寸法記入上の注意
  9.9 寸法記入上とくに留意すべき事項
 10. 照合番号
 11. 図面内容の変更
 12. 公差の記入法
  12.0 製品の幾何特性仕様(GPS)について
  12.1 寸法公差の記入法
  12.2 はめあい方式とその記入法
  12.3 幾何公差の記入法
 13. 表面性状の図示方法
  13.1 表面性状について
  13.2 表面性状パラメータについて
  13.3 輪郭曲線・断面曲線・粗さ曲線・うねり曲線
  13.4 輪郭曲線パラメータ
  13.5 その他の用語解説
  13.6 表面性状の図示方法
 14. 機械要素の略画法
  14.1 ねじ製図
  14.2 歯車製図
  14.3 ばね製図
  14.4 転がり軸受製図
 15. 溶接記号
  15.1 溶接の種類
  15.2 溶接の特殊な用語
  15.3 溶接記号の構成
  15.4 寸法の指示

CHAPTER 2 線・文字・記号および用器画
 1. 線の練習
 2. 文字の練習
 3. 各種の製図用記号
 4. 用器画法

CHAPTER 3 製図の練習
 1. シャフトガイド(1)
 2. シャフトサポート(1)
 3. シャフトガイド(2)
 4. シャフトガイド(3)
 5. シャフトガイド(4)
 6. 調整ブラケット
 7. シャフトサポート(2)
 8. 万力本体
 9. スライドベース
 10. カムブラケット
 11. ロッドサポート
 12. ハンガーブラケット
 13. シャフトブラケット(1)
 14. シャフトブラケット(2)
 15. シャフトガイド(5)

CHAPTER 4 機械製作図集
 製作図1 ボルト・ナット
 製作図2 トースカン(1)
 製作図3 トースカン(2)
 製作図4 万力(1)
 製作図5 万力(2)
 製作図6 工作用ジャッキ
 製作図7 丸形片口スパナ
 製作図8 やり形両口スパナ
 製作図9 鋳造軸受
 製作図10 溶接軸受
 製作図11 分割形すべり軸受
 製作図12 平ベルト車
 製作図13 フランジ形固定軸継手(1)
 製作図14 フランジ形固定軸継手(2)
 製作図15 フランジ形たわみ軸継手
 製作図16 自在継手
 製作図17 かみ合いクラッチ
 製作図18 平歯車
 製作図19 かさ歯車
 製作図20 ウォーム・ウォームホイール
 製作図21 スプロケット
 製作図22 Vプーリ
 製作図23 車輪・車軸(1)
 製作図24 車輪・車軸(2)
 製作図25 青銅5 Kねじ込み玉形弁
 製作図26 青銅10 Kねじ込みリフト逆止弁
 製作図27 二方コック
 製作図28 38 mmばね安全弁組立図
 製作図29 38 mmばね安全弁部品図(1)
 製作図30 38 mmばね安全弁部品図(2)
 製作図31 歯車ポンプ組立図
 製作図32 歯車ポンプ(本体)
 製作図33 歯車ポンプ(カバー)
 製作図34 歯車ポンプ(軸)
 製作図35 歯車ポンプ(軸)
 製作図36 歯車ポンプ(平歯車)
 製作図37 歯車ポンプ(Vプーリ)
 製作図38 歯車ポンプ(ナット)
 製作図39 歯車ポンプ(つば付きブシュ)
 製作図40 歯車ポンプ(ブシュ)
 製作図41 歯車ポンプ(ノックピン・六角ボルト)
 製作図42 渦巻きポンプ組立図
 製作図43 渦巻きポンプ(ケーシング)
 製作図44 渦巻きポンプ部品図(1)
 製作図45 渦巻きポンプ部品図(2)
 製作図46 手動ウインチ組立図
 製作図47 手動ウインチ部品図(1)
 製作図48 手動ウインチ部品図(2)
 製作図49 手動ウインチ部品図(3)

CHAPTER 5 製図者に必要なJIS規格表
 表5・1 多く用いられるはめあいの穴で用いる寸法許容差
 表5・2 多く用いられるはめあいの軸で用いる寸法許容差
 表5・3 多く用いられる穴基準はめあいに関する数値
 表5・4 多く用いられる軸基準はめあいに関する数値
 表5・5 一般用メートルねじ“並目”の基準寸法とピッチの選択
 表5・6 一般用メートルねじ“細目”のピッチの選択
 表5・7 管用テーパねじ
 表5・8 メートル台形ねじの基準寸法
 表5・9 六角ボルト・六角ナット
 表5・10 植込みボルト
 表5・11 平座金
 表5・12 ばね座金
 表5・13 すりわり付きなべ小ねじ
 表5・14 十字穴付きなべ小ねじ
 表5・15 ボルト穴径およびざぐり径の寸法
 表5・16 ねじ下穴径(メートル並目ねじ)
 表5・17 平行キーならびに平行キー用のキー溝の形状・寸法
 表5・18 Vプーリ溝部の形状・寸法
 表5・19 平プーリの形状・寸法
 表5・20 フランジ形固定軸継手
 表5・21 フランジ形固定軸継手用継手ボルト
 表5・22 フランジ形たわみ軸継手
 表5・23 フランジ形たわみ軸継手用継手ボルト
 表5・24 転がり軸受の取付け関係図表
 表5・25 主要金属材料の種類と記号
 表5・26 主要非金属材料の種類と記号
 表5・27 主要金属材料の用途例


APPENDIX A 3D CAD/RPを活用した設計手法
 1. RPを活用した設計手法
 2. 設計対象の空気圧縮機
 3. 設計プロセス
 4. 3次元形状モデル
 5. 属性情報について
 6. RP活用の効果
 7. 機構製品におけるRPの活用効果

APPENDIX B CAD機械製図について
 1. CAD製図について
 2. CAD機械製図規格の内容