電気学会が網羅する，広範囲な電気工学分野の最新の話題を，
分かりやすく読みやすく親しみやすく掲載し，読者
の知的好奇心を満たすことを目的に発刊している。掲載している記事のジャンルは，「特集」「解説」「取材」「技術探索」「学生のページ」等で，幅広い年齢層にも興味を持って読んでもらえるよう工夫を凝らしている。
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十見百聞 自動車生産技術の最前線
?電気自動車とともに電気・情報・制御で生産技術の大改革?
吉本貫太郎，川井大登，関 涼香，星 尚樹，石川 潤 59
徒然想 老いてなお笑み絶えぬ町
児玉浩憲 63
特集 新技術によって応用が広がる圧電デバイスの
最前線
新しい技術，しかも複数の日本初の技術で応用が広がる圧電デバイス。従来からある圧電デバイスがバージョン1なら，これは「圧電デバイス2.0」とでも呼ぶべきである。
チーフエディタ：田中秀治（東北大学）
ゲストエディタ：佐々木実（豊田工業大学）
1． 圧電デバイス2.0
田中秀治 64
2． 圧電MEMS超音波センサと圧電薄膜材料の開発
寺田朋広 68
3． 圧電変換温度補償シリコンMEMS共振器の技術導入と今後の展望
Antti Jaakkola，Panu Koppinen 日本語訳：野村幸司 72
4． 弾性波フィルタへの要求と近年の開発トレンド
中川 亮，三村昌和，岩本英樹 76
5． MEMSデバイス向け高性能圧電薄膜の量産技術
小林宏樹 80
解 説 神経回路のアナロジーに基づく省エネエレクトロニクス
矢嶋赳彬 84
ヒト自体をヒューマンセントリックな情報処理技術のかたまりと捉え，ヒトの神経回路のアナロジーに基づいて省エネを目指す「ニューロモルフィック」研究について紹介する。
技術探索 マイクロ水力発電
須原 淳 88
学生のページ 『修士課程』を考える
志方鴻介，村松久圭 92
支部のページ 北海道支部 北海道支部?釧路高専の半導体人材育成の試み 96
東京支部 埼玉支所における最近の活動状況 97
電気規格調査会だより 2023 IEC（国際電気標準会議）トーマス・エジソン賞受賞 98
令和5年度産業標準化事業・内閣総理大臣表彰受賞 99
電気専門用語集?No.10?ヒューズ［改正］ 100
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